先日、友人と一緒に都内のクラブに行きました(踊るほうのクラブです)。そこはサブカル系っぽいところでちょっと変な雰囲気の狭い店でした。ドクタースランプアラレちゃんの帽子を被っている女の子がいたり・・・・・・笑
(サブカル系を知らない人はこちらをご覧ください)
僕ははじめて行ったので完全にアウェイだったんですが、クラブに来ている人たち同士は常連で顔見知りが多いらしく、踊りもせずに楽しくお話しています。
こういうところで、似たような人たちがコミュニティーを作っているんだなーと思いながら、つまらないので30分くらいでお店を出ました。
このクラブに来ている人たちは、ここが落ち着く場所で、ナンパ系とかごっつい人たちがいるクラブでは落ち着けないでしょう。
このサブカル系クラブや、いつも会っている仲間のように、自分が落ち着けて快適に過ごせるところをコンフォートゾーンと言います。コンフォートゾーンと言っても場所だけではなく、「自分の脳が居心地がいいと思う範囲」がコンフォートゾーンです。
たとえば、貯金が100万円の人は、貯金が30万円に減っていたら「どうしよう」と落ち着かなくなるのです。逆に、急に200万円に増えても落ち着かなくなります。この人の場合100万円前後が居心地がいい範囲なのです。
よく、高い目標を持っているけど変化しない、という人がいますが、なぜ目標だけ決めても変化が起きないかというと、人間の脳にはコンフォートゾーンの中にとどまろうとする働きがあるからです。そのような脳の働きをホメオスタシス(恒常性維持機能)といいます。
たとえば、ある女性がダイエットをはじめて1日食べる量を半分にしても、その日の夜に急にケーキが食べたくなったり、夜食が食べたくなって、脳はちゃんと自分のコンフォートなカロリーを取ろうとします。これもホメオスタシスの働きです。
ゴールを達成するためには、ゴールの世界を自分のコンフォートゾーンにして、ゴールの世界にホメオスタシスを働かせる必要があります。
たとえばダイエットしたかったら、やせている自分をコンフォートゾーンにするのです。そうしなければ、ダイエットと同じように、ゴールに近づいてもまた無意識が元の居心地のいい状態に戻ろうとしてしまうのです。
僕は以前とてもやせていて、たくさん食べても体重が増えませんでした。こんなに食べているのに何でだろう?と思って、カロリーを計算してみたところ実はあまり食べていませんでした。
僕は体重が少ない状態がコンフォートだったので、たくさん食べたつもりで実は無意識に食事量を制限していたんです。
さて、やや説明が多くなってしまったので、ここで少しワークをやりましょう。
実際にあなたのコンフォートゾーンというものを見てもらいます!
ちょうどブログを読んでいるところなので、あなたのウェブブラウザ(Internet ExplorerやGoogle Chrom)の検索履歴をみてください。
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☆IEの場合
右上の星マークをクリック→履歴で見ることができます。
☆クロームの場合
右上の三本線をクリック→履歴で見ることができます。
☆Firefoxの場合
メニューバー→履歴でみることができます。
※ブラウザのバージョンによって違うかもしれないので、わからなければネット検索してください。
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検索履歴を見れば、あなたが習慣的に見ているもの、無意識に見てしまうもの、興味があること、考えていることなど、あなたのコンフォートゾーンがまるわかりです^^
どうですか?良い悪いは抜きにして、まさに「この検索履歴があって今の私がある」という内容ではないですか?現状を把握することはゴール達成にとって重要なことですので、まずは自分のコンフォートゾーンをきっちり認識してくださいね。
自分の無意識を意識に上げれば修正することができます。僕は食事のカロリーを数値化したことで、意外と食べていないことに気付き、そこから意識的に食事量を増やすことで体重を増やすことができました。
今自分の検索履歴を見て「やばいなー」「これじゃだめだ」と思ったとしても大丈夫です。気付いたことで変えることができるようになったのです。素晴らしいことですね☆
自分のゴールに見合うような検索履歴を作れるように意識してみてください。そうすれば、コンフォートゾーンもだんだんとずれていきますよ!
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