努力をしてはいけません。真のゴールが達成できなくなります。
ここでいう努力とは、本当はやりたくないのに頑張って無理をしいて何かやろうとすることです。たとえば、大学に行きたいと強く思ってないけど、親に言われたから受験勉強を無理して頑張っている状態です。
なぜ努力をしてはいけないのでしょうか?それは、努力している状態がコンフォートゾーンから外れているため、IQが下がるからです。IQが下がれば、ゴール達成に必要なことができなくなったり、著しく効率が下がってしまいます。その結果、
「何かをする際に、時間を同様にかけても大して成果が得られない」
「問題が解決しない」
「必要なものが手に入らない」
などゴールにとって良くない結果を招く事に繋がります。
よく、「努力、頑張ることは必要だ」「やりたいことだけやるのでは、夢はかなわない」と言う人がいますが、これは大きな間違いです。
「何か努力をして目標を達成します」「沢山行動します」「頑張って○○習慣します」と言う場合は、ゴール設定が上手くできていません。上手くできていないというのは、
・ゴール設定が自分にとって望ましくない
・臨場感が無く、ゴールに対してホメオスタシスが働いていない
という状態です。そのため、無理にやろうとしないと行動出来ないから、「努力」という考え方が生まれるのです。
目標に向かって必要なことをしようと思っている時に、努力していると思った場合、その目標は達成したくないのか、リアリティがないのかを疑ってみましょう。
ところで、努力しなさいとか、頑張らないと夢は実現できない、と言っている人たちはそれなりに成功しているのではないか?という疑問が浮かんでくる人もいるでしょう。もしそういう人がいたら、こう考えてみてください。その人は努力しなければ、もっと卓越した成果を上げたり、他の分野で夢を叶えていたのではないか、と。
それに努力してそれなりに影響力のある立場になった人は、不幸かもしれません。他人から見れば、お金をたくさん持っていたり、地位が高かったりして、羨ましいことかもしれません。しかし、努力している時点で本当に自分が望んだものだったのかはあやしいところです。むしろ資本主義に洗脳されてしまった結果かもしれません。
自分が自然な状態でIQを上げながら、何かをやるからゴール達成できます。まずは、ゴール設定をしっかりすることが重要です。自分が本当に望ましいと思っているゴールを設定できれば、ホメオスタシスの力が働いてゴールに向かっていくことができます。
もちろん、自然にゴール達成するとは、ゴロゴロ寝ていてもと言う意味ではありません。自分で頑張っている意識がなくても、自然にゴールに行きたくなりそれに必要なことをするようになるということです。
僕がよく例に出すのが、ボディービルダーの例です。ボディービルダーは、筋肉をムキムキに鍛えたくてトレーニングをします。筋肉ムキムキな自分をイメージしながら、とてつもなく重い重量を時間かけゆっくり上下することによって筋肉を思い切り痛めつけ、非常に痛い思いをします。でも彼らは「もっと筋肉を追い込みたい」と望むのです。つまりゴールにとって必要なことが一見大変なことであっても、それを努力とは思わないということです。
また、注意点があります。ホメオスタシスが働くということは、現状に対して違和感を持っているということです。感情的には、「イライラする」「焦る」「落ち込む」場合がありえます。しかしこれらの感情は、ゴールにとってマイナスなことではありません。
現状に対して違和感を持ったからこそ、そういった感情が生まれているのであり、その感情はゴールに対してプラスに使うことが出来ます。ネガティブな感情が生まれることは悪い事ではありません。
努力している、頑張っている状態はIQが下がっている状態だということをしっかり理解しましょう。努力をやめて、自分が本当に望んだゴール設定をすることで、自然と夢は叶っていきます。
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