コラム

ニューヨーク黒人街で学んだ無力感を乗り越える方法

自分の力で、何かを変えることができない、と思っている方に読んでほしいです。

僕はニューヨークの黒人街で暮らしていたことがあります。

黒人街には貧しい人もたくさんいます。金融の中心であるウォール街にも行って重厚な石造りの建物群も見てきましたが、マンハッタン島と言う一つの島の中でも凄まじい格差があるわけです。

はっきり言うと黒人差別はまだあります。また黒人は過去に様々な理不尽な目にあってきました。

ですが住んでいて感じたのは、みんなめちゃくちゃたくましく生きていると言うことです。

自分たちのアイデンティティーや文化に誇りを持ち、日曜日は教会でゴスペルを歌い、黒人牧師のHIPHOPそのまんまのハイテンションな説教を聞いて、理不尽なことにも戦っていました。

写真は、ニューヨーク、ハーレムにある
グラフィティです。

これは、黒人の子供たちに、警察からの職務質問を拒否する権利があることを
伝えるものです。子供たちは、権利を知らないので、黒人だということで、警察から不当な扱いを受けてしまいます。

こんな風に、些細に見えることでも、不当な扱いに対抗することは、とても重要なことです。何をしても、自分には何も変えられない
、と考えれば、それは無力感となります。

心理学では学習性無力感と言われます。

今、私はある騒動に関わっていますが5年前に、今と同じような騒動が起きました。その時私が書いたブログを転載します。

・・・
先日から、詳しくは言えませんがある騒動に関わっていました。そこで感じたことをお話します。

世の中力の強い人がいます。たとえば権力者や権威者、お金持ちなどです。こういった人たちは、社会的な力を使って、いくらでも自分の有利に事を進めることができます。

ある意味フェアなことかもしれませんが、主に若い世代は権力や権威やお金を持ってないことが多いので、どうしても対抗できないときがあります。

そうしたときに若い人たちは無力感を感じてしまうのです。

何をやっても無駄だとか、どうせ世の中変わらないという気分になってしまいます。

たとえば、お金のない人がお金持ちに対抗しようとしても、すぐに損害賠償請求されたり、名誉毀損で訴えられたりします。

お金持ちは自分の顧問弁護士がいて、十分な資金で裁判をできますが、お金がない人は、弁護士を雇うこともできないので、泣き寝入りする可能性が高いです。

権力者に対抗しようとしても、すぐに人脈や反社勢力の力によって、抑圧されてしまう可能性が高いです。場合によっては、国家権力を動かしてくることもありえるのです。

ときには身の危険を感じたり、明らかに脅迫されることもあるでしょう。権力者、権威者、お金持ちの圧倒的な力の前に、特に若い人は無力感を感じやすく、どんどん自信がなくなって、何もしなくなってしまうかもしれません。

僕くらいの年かそれより下くらいの若い世代の人たちは「さとり世代」などと言われています。

これは広告代理店がマーケティングのために勝手につけた名前なので、全員がそうだというわけではありませんが、時代の空気を反映している部分はあると思います。

若者たちは、自分たちの手で何かが変えられるとは思っていないのです。

そのため、社会を変えようとか、自分たちの主張を通そうと言った発想自体もなくなってしまっているのかもしれません。

余計なことは考えないで、自分の身の周りや家族などと楽しく暮らせればいいか、と思ってしまうのです。しかし、僕はそういう無力感を感じている人にこそ、冒険をしてほしいと思います。

小さなことでもいいので、自分の立場をはっきり表明して、その意見を通すようにしてほしいです。

大学や仕事などで理不尽なことがあっても、自分のほうが正当だと思ったらそう言って戦ってください。

大きな力の前に無力感を感じたとしても、対抗できないと思っているものを打ち破る経験をすることで、無力感は少しずつでもなくなっていくものだと思います。

僕も今そういった取り組みに協力していて、実際にある程度の成果を出せてきている状況です。そして今後も継続していきます。結果はどうなるかわかりませんがやるだけのことはやろうと思います。

あなたも、自分が疑問に思ったことに対しては妥協せずに、押し通してほしいと思います。

そして、世の中が自分の力で変えることができるということを、実感してください。

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