「この1年で○○するぞ!」という目標を立てる人がよくいますが、「今年こそは!」を達成できる人はごくわずかではないでしょうか笑。1年の目標を実現するためにはどうしたらいいでしょうか?
なぜ「今年1年の目標」は叶えられないのか?たとえば、今年こそはダイエットを成功させるぞ!と張り切って、ダイエット計画まで立てて、何とか式ダイエットを実践しても、うまくいかないのはなぜでしょうか。
それは「1年後に痩せる」と思っても、「今日おもちを食べること」の制限にならないのからです。1年後に痩せていればいいので「ダイエットは明日から」でかまいませんからね。つまり、脳が現状に違和感を感じないから、目標が達成できないのです。そのうち、目標自体を忘れ去ってしまうでしょう笑。
では、「詳細な行動計画を立て、To-Doを明確化し、鉄の意志で実行する」のがいいのでしょうか?これにも無理があります。
なぜでしょうか?それは目標自体が自分にとって大して重要ではないからです。たとえば、1年後にダイエットできなかろうが、英会話ができなかろうが、何も困りません。そういう目標に対して行動計画を立てても実行するのは困難なのです。
そもそも「1年の目標」という発想が、目標達成を阻む原因です。正しい「ゴール設定」をすれば、望む未来を現実化することができます。今回は「新年のゴール設定5ステップ」をご紹介しましょう!
①とてつもなく高い到達点を想像する
今の自分の状況や能力は一切考えないで、夢のような未来を想像しましょう。どんなことでもかまわないので、自分がわくわくできるような、凄いことを想像してください。「戦争を無くす」「新エネルギーを開発する」「世界企業を作る」など、とにかくとてつもなく高いものにしましょう。
②期限付き(5年以内)に達成するとゴール設定する
未来が想像できたら、5年以内に達成する、という期限を設けてください。余り遠すぎると臨場感が薄れてしまいます。ただし、5年以内で達成できそうな低い目標だと意味がありません。5年で到底達成できなさそうな、高いゴールを設定しましょう。
そうやってはじめて、現状から抜け出すことができるのです。「とんでもなく高いゴールを短期間で達成する」というゴール設定を心がけてください^^
③1年後のあるべき姿を逆算し小ゴールとする
次に、5年後のゴールから逆算して、1年後にあるべき姿を想像しましょう。たとえば、「5年後にノーベル賞級の発見をするなら、1年後には、研究者として研究機関にいないといけない」という風に逆算していきます。
このとき、1年後の目標が「現実的」なものになってしまったら、ゴールが低すぎるか、逆算の仕方が間違っていますので見直してみましょう。
④小ゴールから、現在のあるべき姿を逆算する
次に、1年後の姿から、今自分があるべき姿を逆算しましょう。たとえば、1年後に研究者になっているなら、今博士号を持っているか、それと同じような自分でなければいけない、という風に逆算するのです。
⑤現在のあるべき姿を詳細にイメージする
最後に、ゴールから逆算した現在のあるべき自分の姿を詳細にイメージしてみましょう。
・どんな服を着ているか
・どんな能力を持っているか
・どんな家に住んでいるか
・どんな生活サイクルなのか
そういったイメージを細かく作ってみるのです。イメージがしっかり作れれば、無意識が現実とイメージのギャップを埋めようとエネルギーを生み出してくれますよ☆
イメージが得意じゃない方も、文字に書き出して見るだけでもかなり現状が変わりますのでお試しください!