「ワークを続けることができないんですが、どうしたらいいですか?」
こうした相談を受けることがよくあります。
ワークはやらないと効果が出ないですし、最初から完璧にできるわけではないので続けていくことが大事です。でも、三日坊主という言葉があるように、ワークを続けていくことができない人もいます。
ワークが続けられないと、当然ゴール設定や達成のための効果を得ることができません。そこで、今回はワークを続けるためにはどうしたらいいのかをお話します。
★未来の自分の姿を想像し、ワークをやるメリットを考える
ワークを続けていくには、そのワークをやることで変化した自分に臨場感を持つことが大事です。なぜなら、そうしないと「こんなことやってても何の意味があるのかな」と思ってしまうからです。
逆にワークをやることでどうなりたいかがわかっていれば、毎日やるワークの意味もわかってきます。そうすれば、日々ワークをやることが楽しみになってくるでしょう。
具体的には、ワークをやる前に、これがどんな意味があるのかを毎回確認したり、自分のゴールが何なのかを思い出すようにしてください。こうすることで、効果を上げることもできますし、ワークを続けていく原動力を得ることができます。
★完璧主義にならない
ワークは続けていくことであるとき上手にできるようになります。ただそれまではなかなか上手くできなかったり効果を実感できないことがあるので、あまり完璧主義でやらないほうがいいです。
完璧主義でワークをやると、「こんな難しいことはできない」と思ってしまい、やる気がなくなってしまいます。また、効果を焦って1回のワークで効果を出そうとしてもできないことがあるので、それでやめてしまうということにもなるでしょう。
そうならないように、完璧主義を捨てて、気楽に楽しんでワークを行うようにするといいです。
★三日坊主を許容する
完璧主義とつながりますが、あまり毎日やることにこだわり過ぎないようにしましょう。もちろん毎日できたら毎日がいいのですが、それがプレッシャーになってしんどくなってしまう場合もあるかもしれません。そうすると、続けるのが嫌になってしまうでしょう。
だから、最初から「毎日できるのが理想だけど、毎日じゃなくてもいいや」と思っていてください。いやになったら休んでもいいのです。ワークは慣れてくるとだんだんできるようになって楽しくなり、自然と継続できるようになります。上手くなればなるほど、ワークをやることへのハードルはどんどん下がっていきます。
あまり気負わずに、休んでも続けることを優先した方が、いい結果を得ることができるでしょう。そしてコツをつかんで楽しくなってきてからさらに練習を増やせば、どんどんゴールに向かって自分を変化させていくことができます。
★自分で工夫する
人から言われたことができないという方もいます。僕もそうで、人から何か言われたりこれをやりなさいと言われてもできません笑。そういう方は、ワークを自分なりに工夫したり改造したり、もしくは自分で作ってみてください。
自分がやりやすかったり楽しかったりするようにワークを変えてしまえば、続けるのが容易になります。ただし、ワークの意図をよく理解して、本質からずれないように気をつけましょう。
自分で作る場合は、他のワークを参考にして、理論をよく理解してからやります。理論がわかっていないと、たとえば「コンフォートゾーンをずらすワーク」を作りたいと思っても、コンフォートゾーンの理論についてよくわかっていなかったら全然効果のないワークを作ってしまうかもしれません。そうなると時間の無駄ですから、まず理論を理解するようにしましょう。