こんばんは!石切山です。
ゴール設定をするときに、家族のことを気にしたり、
家族のことを心配する人が多いようです。
でも、ゴールを本当に設定したいんだったら、
家族のことはいったん忘れて自分が何をやりたいのかを考えたほうがいいです。
なぜなら、家族はコンフォートゾーンの最たるもので、
家族のことを考えているとコンフォートゾーンから
抜け出すことができないからです。
よほど理解のある家族でなければ、
ゴールの話をすると「やめておきなさい」と言うでしょう。
高いゴールは家族のコンフォートゾーンを超えてしまいます。
そのため、あなたを自分たちのコンフォートゾーンに
とどめようとしてしまうからです。
僕自身も昔ミュージシャンになる、と言ったら監禁されたことがあります笑。
コンフォートゾーン恐るべしです・・・・・・
コンフォートゾーンを守ろうとする家族のことを考えていたら、
現状を維持する力が強くなってしまいます。
だから、家族のことを考えずにゴールを立てることが重要なのです。
「家族のことを考えないなんて、非道だ!」
いえ、家族のことは後で考えればいいのです。
まずはゴールを設定して、それにあわせて家族をどうするか考える
ということです。
そもそも、家族は一人ひとりが独立した個人です。
ただ血縁や、婚姻などによって結びついるだけの存在に過ぎません。
そして家族は、支配・被支配の関係にあったり、
所有・被所有の関係にあったりするわけではありません。
でも、みんな勘違いして、そういう関係があるように錯覚しています。
そのため、家族のことを考えないことに抵抗を感じてしまうのでしょう。
家族が一人ひとり独立した個人であれば、
本来それぞれの意志を尊重すべきなのです。
(決して監禁してはいけないのです笑)
つまり、干渉される必要もなければ、
自分自身もやたらと人に干渉する必要もないということです。
あまり家族のためとか、家族が心配とか言うのは、
家族を馬鹿にしていることになります。
そういうことを言うのは、家族が一人では自立して生きて行けないと
暗に言っていることになるからです。
これは家族のエフィカシーを下げる行為です。
また、家族のことを考えてとかいうのは、
単なる言い訳でしかありません。
現状を維持する口実を作っているだけなのです。
さらに言うと、家族のことを考えることで、
家族を自分のコンフォートゾーンに縛り付けることにもなります。
こうやって、お互いがお互いを縛り付ける関係を、
心理学の言葉で「共依存」と言います。
共依存になれば、お互いに自由を奪いあい、
エフィカシーを下げ合うという悪循環に陥ってしまうのです。
以上見てきたように、家族のことを考えてばかりいると、
ゴールを設定することもできないし、良いこともありません。
家族のためにとか、家族を心配するというのが単なる束縛にすぎないことを
しっかり認識しましょう。
そして、家族のことはいったん忘れて、ゴール設定をしてみましょう。
まず、とにかく自分は何がしたいか、どうなりたいか
、ということから考えてみるのです。
そして、その未来から考えて、
家族関係をそれに合わせるようにしてください。
親と同居の人は、親と別居してもいいですし、
結婚している人は離婚してもいいのです。
(離婚などを推奨しているわけではありませんよ笑)
ただし、成人していない子供がいる場合は離婚などで
子供に不利益がないようにしなければなりません。
それは親としての責任です。
最後に誤解されないように言っておきますが、
家族のことを忘れるというのは、家族をないがしろにすることとは違います。家族を自立した個人として考え、自分に対しても家族に対しても干渉をやめて、
共依存をやめることです(心配するだけでも干渉になります)。
このように、家族のことをいったん忘れて、ゴールを第一に考えていくことで、
コンフォートゾーンから外れて自分がやりたいことを突き詰めていくことができますよ!