他人のお金を使って夢を叶えよう
こんばんは!石切山です。
お金があれば夢が叶うのに、とか、お金があればなんでもできるのに、と思ったことはありませんか?たしかに、お金が必要なこともあるかもしれません。しかし、お金が必要な場合でも、自分のお金を使わずに夢を実現できる方法があるのです。
その方法とは・・・・・・「他人のお金を使うこと」です!
他人のお金を使って自分の夢を実現するなんて、反道徳的だと思いましたか?でも実は、ごくごく当たり前のことなんです。他人のお金を使ってやりたいことをやるわかりやすい例として、「ビジネス」についてお話しましょう。
ビジネスは他人のお金を使ってやるものです。ビジネスで言う他人のお金とは、
・銀行や他人からの借入
・投資家からの資本調達
・お客さんのお金
などがあります。
起業資金は投資家や銀行から調達することができます。企業はこうした資金を元手にして、商品を仕入れたり、製品を作って売ったりしていますよね。自分のお金じゃないので、たとえその企業が倒産したとしても、損をするのは投資家や銀行です。
また、経営者で家族や親族に借金している人はたくさんいます。家族や親族から借りたお金なら、滞納しても口座を凍結されたりしません。そのため、ほとんど資本金のようにずっと借り続けている人もいます。
「でも、自分で資本金を用意して起業している人もいるじゃないですか?」
はい、その通りです。でも、ビジネスはたとえ自分のお金を元手にしていても、他人のお金を使ってやるものなのです。資本や借金以外の他人のお金とは・・・・・・お客さんのお金です。
たとえば、あなたがもしとてもオシャレで機能的な椅子を作る技術があったとします。すると、高品質な椅子が欲しい人たちはあなたのもと来て、「10万円あげるから私に椅子を作ってください。」と言ってきます。そしてあなたは10万円のお金を手に入れてから椅子を作り、必要経費を差し引いた分があなたの利益となります。このとき、あなたは自分のお金を一切使いませんよね。
もちろん自分のポケットマネーで先に商品を準備している場合もあるでしょう。ただその場合でも同じことです。売り上げることによって他人からお金をもらうことに変わりはありませんし、利益を使ってまた新しい商品を作るのですから、他人のお金を使っていることになります。そもそも元手も資本調達したり借入すれば完全に他人のお金だけで商売ができるのです。
※ちなみに前払いで受け取ったお金は、会計上「負債」(借金)になります。
このように、自分のお金を使わなくても、自分のやりたいことを実現できます。納得していただけましたか?そして、この法則はビジネスに限らず、お金が必要なことならなんでもあてはまるのです。なぜなら、お金は、お金を上手に使ってくれる人のところに集まってくるからです。
たとえば、素敵な椅子が欲しいと思っても、自分で作ろうとすれば寸法が合わなかったり、ガタガタになったりするかもしれません。2、3年の修行が必要なこともあるでしょう。また、材料費が高くつく可能性もあります。
でも、椅子職人にお願いすれば、安くて良い材料を使ってすぐに素敵な椅子を作ってくれるでしょう。自分で作るよりも、安く済むかもしれません。そして、椅子を作ることにおいて自分より上手にお金を使ってよいアウトプットを出してくれる人には、人はお金を払いたくなるのです。
画家になりたければ、素敵な絵を描ければ誰かがお金を出してくれるでしょう。水泳選手になりたければ、速く泳ぐことができれば、国が奨学金をくれたり、スポンサーがお金をくれます。このように、上手にお金を使える人のところにお金はやってきます。
もちろん最初から多額のお金が楽々集まるとは限りません。でもゴールに集中していれば必ず必要なお金を手に入れるにふさわしいことができるようになります。
夢を実現するためには、自分のお金を使う必要は必ずしもありません。お金がないからやりたいことができないなんて言わずに、他人のお金を使ってやりたいことをやってみましょう!
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