お客さんがコーチを選ぶ理由
ビジネスでは、お客さんがあなたを選ぶ理由が必要です。
コーチングビジネスなら、コーチングをするというのはコーチなら誰でもやっていることです。また何々の資格を持っているといっても資格を持ってる人はたくさんいます。
なのであなただから頼みたいという理由にはなりません。それは差別化と言ったりポジショニングと言ったりします。
お客さんがコーチを選ぶ理由がないと、他のたくさんのコーチたちとの違いがわからなかったり、同じようなところで激しい競争をすることになります。
しかし選ばれる理由があれば売れるようになるのです。
差別化が選ばれる理由になる
コーチはコーチングを売ろうと思っている人が多いです。そのため、こんなスキルがあるとか、こんな資格を持っているということを売りにしています。
しかしそれはみんなやっていて、お客さんからすると違いが分かりません。なのでお客さんから見て価値のある違いがなければ、あなたを選ぶ理由にはならないのです。
その違いはいろんなところで出すことができます。例えばほとんどの人がアメブロやSNSで発信しているので、ワードプレスのブログを本格的に作ればそれだけでも違いになります。
またどんなサポートするか、どんな悩みを解決できるのか、どんな未来を提示できるのかといったことも差別化になります。
例えばデザイナーであれば、デザインをできる人というのはいくらでもいるわけです。しかしマーケティングまでコンサルできるという人はわずかです。
たいていはきれいなデザインを作ってとか、綺麗なホームページを作って終わりという感じです。それが売り上げにどうつながるかはデザイナー自身もわかっていません。だからホームページを頼んでもそれだけでは売れないわけです。
ホームページの更新とマーケティングをセットで見ることができれば、喜ぶ人は多いでしょう。
ホームページを作りたい人は、ビジネスの場合、売り上げを増やしたいと思って頼むことが多いです。なので売り方とデザインが両方融合できると強みになります。
ただありきたりなホームページを納品するだけではない差別化ができるわけです。
コーチでもただ質問して相手から引き出すコーチングをするだけではなく、自分の得意な分野の問題解決ができたり、マインドセットを教えられればそれが差別化になります。
売れる商品を作るには
コーチングメニューはたいていの人はは他のコーチを見て決めています。この時に売れてないコーチを見るより売れているコーチを見たほうが売れる商品の作り方の参考になります。
もし全く同じことが出来るなら、そのまま商品として出すことができますが、売れている人はマーケティングが上手だったり、信頼度が高いので、そのままでは売れにくいでしょう。売れている人の真似をする人は多いですが、簡単には売れません。
なのでそれを参考にして自分の差別化したメニューをつくります。
私の場合は、ビジネスもコーチングもマンツーマンでやり方を教えています。コーチングの世界ではこういう人はほとんどいません。
私の場合は稼げるコーチになるためにコーチングスキルが必要なら教えられるし、ビジネススキルが足りなければ補完することができます。
さらに売れる商品にするには、お客さんに、何をして欲しいのか、何のサポート人が欲しいのかを聞きます。そこで商品に組み入れられるものがあれば追加したり、内容が不十分ならメニューを増やしたりすることで、売れる確率が上がります。
そのためには、契約が断られた場合でも、なぜ契約しなかったのかを聞くことです。そうすると自分の商品に足りない部分が分かります。
お客さんに聞かないで勉強したりスキルアップをしたりしても、売れる商品にはなりません。なぜならニーズに合わない可能性が高いからです。
一部だけ直したら、商品になるかもしれないので、ニーズに合ったものを作るのです。そうすると売れる商品が出来上がりあなたを選ぶ理由を作ることができます
自分が一番になる市場を作る
稼げないコーチは、売れないとどんどん集客する範囲を広げてしまうことがあります。これはたくさんの人にアプローチすれば売れるんじゃないかという期待があるからです。
しかし範囲を広げるほどあなたを選ぶ理由はなくなっていきます。
とにかく誰でも、どんなことでもコーチングします、という感じだと、何を言っているのかよくわからないからです。またそういう人はよくいるので違いになりません。
売れるためにはナンバーワン戦略をとることです。これは自分が専門家として1番になれるポジションを築くことです。
例えばただのコーチングではなく、健康コーチングであればターゲットが狭まります。さらに自分が1番になれるところを考えて、アーユルベーダの知識を使って健康とマインド両方教えられるというふうにして行きます。
このように、ターゲットを絞っていくと、あなたの独自の市場になり、そこで1番になることができるのです。
アールユヴェーダをやって欲しい人は、その人に頼みたいと思うでしょう。お客さんのニーズに合っている方がお客さんとしても買いたいと思います。
稼げてないコーチはターゲットを狭くすることが不安かもしれません。もちろんターゲットを狭くしても売れない市場だと意味がありません。
しかしお客さんがいて、自分がナンバーワンになれる市場であれば、より集客ができるようになるのです。なぜならお客さんのニーズとより合うので、お客さんがあなたを選ぶ理由ができるからです。
なのでまずはナンバーワン戦略を立てるところまで差別化しましょう。心配しなくても、そうやっていると、ターゲット以外のお客さんも来るようになります。
今日はお客さんがあなたを選ぶ理由についてお話ししました。
コーチングをやります、というだけだとコーチングをやる人はたくさんいるので埋もれてしまいます。なのでお客さんのどんなニーズに応えるかをはっきりと打ち出すことです。
それがニーズに合っているほど、あなたを選ぶ理由が強くなります。あなたがナンバーワンであれば、ぜひあなたにお願いしたいという人が来るようになるでしょう。
こうした差別化や売れる商品づくりを実践することで稼げるようになります。