ゴールは現状の外に設定する

ゴールは現状の外に設定する

ゴールは現状の外に設定することが必要です。

現状の外に、設定したつもりになっていても、ゴール設定してもうまくいっていない人は、現状の外に設定することができていません。

なぜゴールが達成しないのか

なぜ、ゴールが達成しないのでしょうか。それは、現状から考えてしまうからです。

現状に、何か問題があるとします。そうすると人は、その問題を解きたくなります。現状で見える問題は、現状の範囲の中にある問題です。

そのため、その問題を解いたとしても、ゴールは達成しません。

・ゴールが設定できていない
・現状から考える

という思考の癖があると、現状の問題を解き続けることになります。

現状にも、問題はたくさん出てきます。そのため、次々に問題を解いていくことができます。会社員なら、会社内での問題を解いていくと、出世することができます。

しかし、現状の問題を解き続けても、会社の中で出世できても、会社の外のゴールは達成しません。

会社の外のゴールを達成したいなら、会社の外の問題を解かなければいけないからです。しかし、外側にある問題は、認識することができません。

認識できたとしても、

自分にはできない
難しい

と思って、問題を解こうとしないのです。だから、現状が変わりません。

そのため、ゴールが適切に設定されていないと、ずっと現状の問題を解き続けることになります。

ビジネスで稼ぎたい、と考えている人でも、ビジネスの問題を解けばいいのですが、現状の問題を解いてしまうので、稼げなくなります。

稼げない現状から見える問題は、知識が足りないとか、スキルが足りない、集客法を学ばないといけない、などがあります。

現状から見える範囲で、勉強していたら稼げる、と勘違いするのですが、それでは現状は変わらないのです。

もし稼ぎたいなら、ビジネスの仕組みを整えて、稼げる行動をする必要があります。

例えば、ブログを書くとか、メルマガを作る、ステップメールを作る、などをして、仕組みを改善していけば稼げるのです。

ただ、これらは、稼げない人からしたら、現状の外にあります。そのため、もし知ったとしても、重要度が低いので、やらないのです。

稼げない人から見たら、メルマガを書くことと、集客法や、コーチングスキルを新しく学ぶことは、同じ重要度か、メルマガがほとんど重要ではないように見えます。

だから、知識を増やすとか、スキルを増やす、資格を取る、という方向に行ってしまうのです。稼いだことがないから、大事なことがわかりません。

稼いだことがある人なら、何が大事かがわかります。稼ぎたいなら、スキルアップよりも先に、クライアントを獲得した方がいい、と思うのです。

そうしたら、ビジネスに時間をかけるのが、まず先だ、とわかります。だから、そうした問題を解くことを優先してやるのです。

私が、もし会社員に戻って、コーチングビジネスを一からやるとしたら、スキルアップからやろうとは一切考えません。ビジネスからスタートします。

それは、スキルがすでにあるからではありません。スキルがなくても、先にマーケティングを始めるでしょう。そして、何が必要なのか見極めて、必要なものがあれば、稼いだお金で学びます。

いかに早く、現状の外の問題を見つけられるかが、大切なのです。だから、現状の外を見ることを最優先にします。

稼げない人は、準備ができてから、とか、現状の内側で悠長なことをやっているので、全然進まないのです。

現状の外に進みたいなら、現状の外の問題をどこかで知って、それが重要なことだと理解して、解くことが必要です。

だから、稼ぐためには、コーチやコンサルについて、現状の外の問題を見せてもらい、何が重要なのかを教えてもらいます。

私も、何が重要なのか、メルマガで繰り返しお伝えしていますが、気づく人しか気付けません。それに気づいた人は、私と一緒に、稼ぐ仕組みを完成させることができます。

ゴールがどこに設定されているか

ゴールを設定した、と思っている人は多いですが、設定されたか、されていないかは、現実の変化を見ればわかります。

ゴールが設定されている、ということは、現実がその方向に動くということです。実際には、ゴールが設定されていないから、現実が変わりません。

ゴールはそんなに簡単に設定できるものではないのです。

しかし、「ゴールは簡単に設定できる」と思っているので、設定したつもりになってしまいます。本当に、ゴールを設定したいなら、ほとんどの人が、コーチングをしてもらう必要があります。

というのも、自分のことは、自分ではわかりにくいのです。

自分の願望もよくわからない、という人が多いのが実情です。分からなくなる理由は、「しなければならない、してはいけない」と思っているから、そして、「できない」と思っているからです。

しなければならない、してはいけない、というのは、自分の願望とは違うところで、自分を規制しているものです。

会社に勤めなければならない
勉強しなければならない
迷惑をかけてはいけない

そして、できない、は

ビジネスはできない
ハイレベルなことはできない

など、能力がない、と思うことです。

こうした、規制が先に来るので、願望が分からなくなるのです。願望が分からなければ、ゴールを設定することはできなくなり、現状を維持するのが脳の目的になります。

お金がない、時間がない、知識がない、というのは、言い訳に過ぎません。結局、現状維持がゴールになってしまっているから、適当な理由を見つけているだけです。

現状から考えずに、頭の中の規制を取り払って、何がしたいのか考えてみてください。

お金を稼ぎたいなら、素直にそう考えてください。そして、なぜお金が稼ぎたいのでしょうか。コーチとして活躍したら、どんな未来になるでしょうか。

自分の本音で考えてみましょう。

ゴールは、人に言う必要はありません。これは、大事な原則です。なぜかというと、人に言うと、人に評価されるゴールにしてしまうからです。

多くの人が、ここでゴール設定に失敗してしまいます。耳障りのいいゴールを作ってみても、機能しなければ、意味がありません。

抽象度を高いゴールにする、という話を聞いたことがあるかもしれません。しかし、中途半端に理解しているくらいなら、抽象度のことは考えないでください。

プロのコーチでも、抽象度のことを勘違いしている人が多いと言うか、ほとんどです。そのため、抽象度が余計な規制になって、ゴール設定がうまくできない人が多いのです。

あなたのゴールが、コーチングに関係ないなら、コーチではなく、他の手段を取ってもいいです。お金を稼ぎたいだけなら、効率よく稼げる方法はたくさんあります。

コーチがやりたいなら、なぜコーチをしたいのか、しっかり考えてみてください。

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