スキルを上げても稼げない

スキルを上げても稼げない

今回は、スキルを上げても稼げないというお話をします。

稼げないコーチの方の多くは、スキルがないから稼げない、と思っています。ビジネススキルや、コーチングスキルがないため、お金が入ってこないということです。

しかしそれは単なる言い訳です。

本当にスキルが必要だと思っているわけではありません。稼げない原因をスキルに求めるのは楽だからです。

そうすれば、勉強を続けて、その時間をビジネスに使わなくてもよくなります。つまりやってるつもりになるために、スキルのせいにしているわけです。

稼ぎたくない人はいいですが、稼ぎたいならしっかりビジネスに向き合うことが大切です。それができなければ、いくら知識やスキルが増えていっても、成功はしません。

スキルが問題ではない

スキルを上げても稼げないのは、お金を受け取ることができないからです。

ビジネスは、お客様が欲しいものを提供して、それに対してお金をいただくことです。つまり、この2つのことが本質です。

それができないから稼げないコーチはお金が入ってこないということです。

まずお客様が欲しいものを提供するために、お客様が何を必要としているのかを知らなければいけません。それは実際に体験セッションなどをしてみればわかります。

悩みは何か
何をやりたいか
できない理由は何か
何をして欲しいのか

といったことを聞いていけば、お客様の欲しいものがわかります。

現状とゴールのギャップがあって、それを埋められないから何か助けになるものを探しているわけです。コーチが、そのギャップを埋められれば、ニーズに応えることができます。

なので体験セッションでやることは、お客様の話を聞いて、それに対して欲しいものを提案することです。

そしてお客様がコーチングを受けたいと思ってくれたら、あとはお金をいたただけば売上になります。それをコンスタントに続けていけば、コーチングビジネスは成功するわけです。

これがビジネスで大事なことなので、これをしないことにはビジネスにはなりません。

しかし、スキルを上げるとか勉強する、と言い訳して、ビジネスをしない人が多いわけです。それで「稼ぎたい」と言っても、「宝くじを当てたい」と言っているのと変わりません。

誰でも何となくお金が入ってきたらいいとか、お金があったらこんなことをしたいな、というのはあるでしょう。

だから、月100万円稼ぎたいとか、300万円稼ぎたいとか言う人が多いです。しかし、本気で稼ぐ気があるかというと、わざわざビジネスをしてまで稼ぎたくないのです。

そのため、ビジネスをしているふりをしてごまかしているということです。

稼げるようになりたいなら、絶対に稼ぐと決めることです。そして、どうしても稼がないと困るというくらいのものが必要です。

あなたも、どうしても欲しいとか、どうしてもないと困る、というものがありますよね。

会社員なら、会社の給料がなくなったらすごく困ると想います。ビジネスでも稼げなかったら困ると同じように思わなければ成功はしません。

給料が入ってくるから、稼げても稼げなくていいや、という気持ちだから、コンフォートゾーンが変わらないのです。

プロ意識を持ちなさい

どうしても稼ぎたいか
稼げなくても別にいいか

はとても大切です。

なぜなら、コーチングはボランティアで無料でやってもいいことだからです。

稼げなくてもいいなら、無料やればコーチングをたくさんできるかもしれません。SNSや知り合いなどに、「無料でコーチングします」と言って回ったら、クライアントは集まります。

私も最初は無料で3人くらいはコーチングをやりました。プロのコーチになるなら、それ以上は有料にしないといけませんが、コーチングをしたいだけなら、無料でどんどん集めれば問題ありません。

ブログをやる必要もないし、ビジネスのスキルは上げなくてもいいのです。無料でも集められないようだと、コーチングをやる気がないということです。

もちろん無料でコーチングしていても、プロのコーチにはなれません。

アマチュアはコーチングがうまければプロになれると思うのですが、プロは仕事としてお金をもらってコーチングをする人です。

なので、下手でもプロのコーチになることはできます。

下手というのは、基準がありません。上手いとか下手というのは、お客様が決めることだからです。お客様がお金を払って満足したなら、コーチングが上手いということです。

マンガも、読んでる人は勝手に上手いとか下手とか言いますよね。

カイジは絵が下手だとか、鬼滅は下手だとか、いろいろ意見があるわけです。しかし、売れているマンガは売れる理由があって売れているわけです。

作者が美大を出てるとか、下手とか上手いというのはどちらでもいいことです。要は、お金を払ってでもそのマンガを買いたい人がいるかどうかです。

コーチングも同じで、お客様が買いたいと思わなければプロにはなれません。

だからお客様の理想の未来が何かを知らないと、稼げるようにはならないわけです。

そして、お金を受け取ることです。マンガの原稿料がいくら、単行本はいくら、というのと同じで、ビジネスはお金を受け取ることです。

そのためには、価格はいくらです、と請求できなければいけません。

その金額は、自分が生活して、ビジネスを回すのに十分な金額である必要があります。

稼げないコーチは、お金を受け取るのは悪いことだと思っているので、罪悪感を感じない範囲まで価格を下げてしまいます。それが、1回1万円くらいになってしまいます。

それでは最初からビジネスが破綻しているわけです。

プロのコーチは、稼ぎ続けなければいけません。なので最初から破綻するような金額でセッションはしてはいけません。

それが分からなければ、稼げるようにはならないのです。

あなたがどうしても稼ぎたいなら、お金をいただくことです。そのためには、100万円くださいと言えなければいけません。そうしないと、お客様も、いくら欲しいのかわかりません。

それが言えないから、スキルアップしてから、と学びを言い訳にしてしまうのです。

稼げるようになるには、本当に必要なことをしっかりとやることです。

本当に必要なことは、お客様の欲しい売れる商品を提供することと、お金を受け取ることです。それができれば稼げるようになります。

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