心のブレーキを外す方法
ゴールに対して、ブロックになっていたり、ブレーキをかけていることはありませんか?
例えば、
断れるのが嫌で商品を売れない
メルマガは難しいからできない
必要な行動があるけどやりたくない
などがあります。
これらのブレーキがなくなれば進めるのに、自分でストップをかけてしまう。では、これらのブロックやブレーキを外すにはどうしたらいいでしょうか?
こうしたブレーキは、「勘違い」から始まっています。この「勘違い」を外せるようになれば、楽に進めるようになるのです。
ゴールから判断する
ビジネスで成功して、お金や時間の豊かさを手にいれたい、とあなたが思うなら、それはwant-to、やりたいことです。
しかし、ビジネスで成功するためには、そのために必要なことがあります。例えば、商品を売らない限り、売り上げは入ってきません。
商品を売る、ということは、何らかのセールスや、オファーをするということです。また、自分の商品を知ってもらうために、マーケティングもします。
稼げるコーチになりたいけど、断られるのはやりたくない、ブログを書くのはやりたくない、と言っていたら、稼ぐことはできません。
もともとセールスが好きです、とか、ブログが好きです、という人もいますが、そうではない場合は、やりたくない、と思います。
ここで、やりたくないことはやらない、と単純に考えると、ただの現状維持になります。そうしたら、宝くじを買うくらいしか稼ぐ手段がなくなるでしょう。
ちなみに、宝くじは、最初から5割が手数料として引かれるので、1万円かけると5千円になるように設計されています。たまたま大当たりしたらいいですが、確率的には損するようになっているのです。
そのため、宝くじは、愚か者に課せられた税金、と言われています。頭が使えない人は、ギャンブル性の高いことしかできないのです。
脳には、「現状維持バイアス」があり、利益が得られる可能性があっても、現状維持する選択をしてしまいます。だから、やりたくないことはやらない、と思っていたら、稼げない選択しかできなくなるのです。
飲み会が好きなので、いつもの仲間といつもの飲み会をします!と言っても、それはいつも通りの行動で、現状を変えることはできません。
同じように、コーチングの勉強をします、とか、集客法を勉強します、ということを選んでも、現状の延長の行動なので、稼ぐことはできないのです。
現状維持をキャンセルするためには、まず「ゴールから考える」ことをしましょう。ゴールから考えて、必要ならやる、必要でないならやらない、と判断するのです。
あなたの好きな人や、尊敬する先生などの大事な人が、自宅に来るとなったら、どうしますか?掃除が面倒くさい人でも、必死に綺麗にすることでしょう。
ゴール次第で、行動は変わるのです。普段have-toだと思っていることでも、ゴールに必要な場合には、want-toになります。
もちろん、そのためには、ゴールがやりたいことである必要があります。どっちでもいいゴールだと、何も効果がありません。
稼げない現状から考えて、やりたいとか、やりたくないとか判断していたら、一生稼げません。
ほんのすこしブロックやブレーキを、解決しないと、いくら集客法やコーチングスキルを勉強しても、ずーっと稼げないのです。
だから、まず現状の判断を捨てて、ゴールから考えるようにしましょう。もちろん、現状の判断を捨てるのは、簡単なことではありません。
多くの人が、ゴールから考えたつもりで、現状維持の行動になってしまいます。人間の自動思考でそうなってしまうのです。
脳は、すぐに思い出せるもの、簡単に利用できる記憶を、優先してしまいます。心理学では、「利用可能性ヒューリスティック」と言われています。
そのため、どうしても、
「まずは、よく知っているあの行動をして、準備しよう」
となってしまいがちです。稼げない人が、ずっと「勉強」してしまうのも、こうした脳の自動思考が原因です。
それが正しければ、いつもやっているのですから、もうすでに稼げているはずです。しかし、稼ぐためには、すぐに利用できないことをしないといけません。
なので、本気でバイアスを抜いて、ゴールから判断する、ということが必要です。
ゴールへのブレーキに気づく
ブレーキを外すためには、気づくことが大切です。ただやりたくない、ではなく、ゴールに必要なのに、ブレーキになっている、と認識しましょう。
そこには、勘違いがあります。
「お金は稼ぎたいけど、商品は売りたくない」と思ったら、「商品を売るのは、悪い事」という勘違いなどがあります。
あるいは、「お金をもらうのは悪い事」などかもしれません。しかし、お金をもらう事や、商品を売る事は、悪い事でしょうか?
こうした勘違いがあると、ビジネスができなくなります。お金を稼ぐ前に、「人間としてどうなの?」「それは罪じゃないの?」という、倫理が出てくるからです。
誰でも、悪い人間にはなりたくないものです。そのため、ビジネスをするくらいなら、貧乏人の方がいい、と思う可能性があります。
この場合は、倫理観がブレーキになっているのです。
ゴールに必要でも、自分の倫理観に合ったものじゃないと、どうしてもブレーキを踏んでしまいます。倫理は、人間の判断基準の中でも、上位にあるのです。
これが、お金に対する罪悪感や、売ることに対する罪悪感、となってでてきます。
ただ、これは勘違いでしかありません。だったら、ものを買わないで生活すればいいからです。売るのがダメで、買うのがいい、というのは筋が通りません。
売る人がいるから、買えるのに、売る行為が悪なら、買うことも悪なはずです。
日本では、買い物をしたら、お金を払う相手に「ありがとう」と言います。アメリカやヨーロッパでも「Thank you」と言います。それは、買い物ができたり、親切にしてもらったことに、感謝を感じるからです。
あなたが商品を売って、買った人が喜べば、買った人は、「良いことをしてくれて、どうもありがとう」と思ってお金を払います。
そして、買うかどうかは、買う人の自由です。悪いことは、どこにも存在しないのです。悪いことをしている、というのは、自分が嫌われたくないという、自分視点の考えにすぎません。
相手を騙して、詐欺をすれば悪い、というのはわかります。しかし、約束通りのサービスをお渡しすれば、何も悪いことはないし、相手もありがとう、と思うでしょう。
ブレーキになっていることは、どこか勘違いがあります。本当にその考えが正しいのか、よく考えてみてください。
稼げない人は、よく考えないで、ブレーキにも気づかないままなので、「ビジネス=やりたくない」という勘違いが消えません。
考えた結果、どうしてもビジネスはやりたくない、と思ったら、きっぱりとビジネスをあきらめて、労働者として生活をした方が絶対にいいと思います。悪いと思うことをしていたら、幸せにはなれません。
稼ぐために、エリートサラリーマンを目指した方が、うまくいくでしょう。
ただ、「お金を稼ぐ=悪」は、ほとんどの人にとって、ただの勘違いだと思います。気づくことで変えることができます。
稼いでいい許可を出す
気づくことができたら、次に自分自身に許可を出しましょう。「〜していい」と考えます。
稼いでいい、お金を受け取っていい、単価を上げていい、と、必要なことに対して、許可を出していきます。
「罪悪感のブレーキ」とともに、「エフィカシーのブレーキ」もあります。エフィカシーとは、自分のゴール達成能力に対する自己評価のことです。つまり、「能力がない」というブレーキです。
これに対して、「もうビジネスをスタートしてもいい」と考えることで、エフィカシーのブレーキを外すことができます。
ビジネスをするためには、何か特殊な能力や、すごい知性や、知識量がないとダメだ、と多くの人が勘違いしています。だから、「まだ早い」と思ってしまうのです。
しかし、ビジネスは、今すぐにでもスタートできます。今稼いでいない人でも、月30万未満の人でも、今から稼げるのです。
能力がない、と勘違いするから、稼げません。能力は、みんなすでに持っているので大丈夫です。
しかし、能力を信じられないから、外から資格を付け加えたり、集客法を付け加えたりしようとします。
エフィカシーが低い限り、ゴールは達成しません。実は、不安を埋めるために勉強したりすることは、自分には能力がない、ということの証明になるので、エフィカシーは上がりません。
現状から考えている限り、エフィカシーは上がらないのです。
だから、「もうゴール達成していい」「もう稼いでいい」と許可を出しましょう。本当に必要なことができると、不安はなくなっていきます。
もうゴール達成していい、と許可が出せるから、本当にゴールに必要なことができるのです。現状から考えた「事前準備」は何もしなくていいです。
例えば、ブログはすぐ書くことができます。毎日書くことも、誰でもできます。能力は関係ありません。まだダメだ、と止める理由はどこにもありません。
止めるのは、許可が出せていない、エフィカシーが下がっているからです。エフィカシーが低いと、「まずは、ブログライティングの勉強をして…」となって、一生ブログを書かないでしょう。
稼ぐためには、さっさと自分に許可を出しましょう。早く出せれば、その分早く成長します。たったこれだけの違いなので、悩んでいるだけ無駄です。
コーチングビジネスでは、ビジネス初心者の主婦が稼いだりします。それは、余計なことを考えないで、素直に許可を出して、コーチやメンターに教えてもらって、ストレートにやるからです。
そうすれば稼げるのですが、やらない人は稼げない、というシンプルなことです。
もう遠回りはやめて、ストレートに稼ぎませんか?あなたが稼ぎたいなら、私は本気でサポートして、稼げるところまで連れて行きます。
あなたが、1日も早く、稼げるようになることを祈ります。