今回は、
稼げないのは創造的無意識が原因、
というお話をします。
ビジネスで成功しないのは、
創造的無意識が働いているからです。
創造的無意識というのは、
現状を維持するための心の働きです。
なので、稼げてない人は
稼げないようにクリエイティブになり、
稼げいる人は稼げるように
クリエイティブになります。
稼げない人は、
お金がない
時間がない
スキルがない
家族が反対する
コーチングはお金じゃない
というふうに、
言い訳を持っています。
これらを作り出すのも、
創造的無意識の働きです。
創造的無意識が、
あなたのゴールに味方しているのか、
敵になっているかで成功が決まります。
今回はそんなお話をします。
─────────────────────
創造的無意識が守っているものは何か
─────────────────────
創造的無意識は、自分のコンフォートゾーンを守るために働きます。
例えば、貧乏人なら、
お金が入ってくると浪費してしまいます。
なぜなら、お金があるのは
貧乏人にとって居心地が悪いからです。
貧乏なのにお金がある、
というのはおかしいですよね。
だから、貧乏な状態に急いで戻すわけです。
反対にお金持ちなら、
お金がない状態の方がおかしいです。
なので無意識は、
お金が無くなったら
お金がある状態に戻そうとします。
急に仕事がしたくなったり、
儲けるアイディアを思いついたりするのです。
このように、
自分の居心地のいいコンフォートゾーンを
守っているのが、創造的無意識です。
稼げない人は、
稼げない言い訳をいうことが多いですが、
それも創造的無意識の働きです。
無意識なので、
自分では言い訳していることにも気づきません。
例えば、
「お金がない」
という人は、
お金がないのが正しいことだと思っています。
無意識なので、
「なぜそう思っているのか？」
がわからないからのです。
本人は、
「お金は稼ぎたいけど、
お金がないから稼げない」
と信じています。
時間も同じです。
本人は時間がないことが仕方がない、
と思っています。
だから、
「こんなに時間がない」
という話ばかりするのです。
また、家族が云々も同じです。
家族がどうこうは、
特に正当化しやすいです。
なぜなら、
道徳的な要素があるからです。
なので、他人に対して
「家族がこうなんです」
と言えば、
「まあ仕方ないね」
と言ってもらえるでしょう。
なので、
子供との時間を大切にしたいとか、
妻が反対しているとか言う人も多いです。
それがただの言い訳とは気づかずに。
しかしこれら全部が、
成功者から見たら
「ああ、成功したくないんだね」
としか見えません。
成功したくないから、
クリエイティブに
「成功しなくていい理由」
を思いついているにすぎません。
労働者にとっては、
「自分には複雑な事情がある」
と感じますが、
本当の理由はシンプルなのです。
人間誰でも、
複雑な事情は持っています。
成功者でも複雑な事情はあるわけです。
なので、
複雑な事情があることが、
成功しない言い訳にはなりません。
しかし、
労働者はこのことに気づかないわけです。
創造的無意識は、
いかに自分が稼げない理由が
特別で正しいのか、
という正当化をします。
正当化できると
安心だし気持ちがいいですが、
それをやっているうちは成功できません。
お金がないという人でも、
これを見ているということは、
スマホやパソコンを持っているわけです。
贅沢はできないとしても、
ご飯が食べられなくて
困っているというわけでもないでしょう。
ということは、
お金がないわけではありません。
本当にお金がない人は、
炊き出しに行ったり、
外で寝てたりしているわけです。
なので、お金がないというのは、
自分が成功しなくてもいいように作った
幻想に過ぎません。
労働者なら、生活を切り詰めたり、
ダブルワークすればお金は用意できます。
ようはそこまでの覚悟がない、
というだけの話です。
特にスピリチュアル系の人は
言い訳がとても上手です。
なぜなら、ジョーカーみたいな
カードを持っているからです。
例えば、守護霊が言っているとか、
前世がこうだったから
などの言い訳があります。
こんなふうに
特別な理由を作るのがうまいので、
なかなか成功できません。
笑い話のようですが、
みんなこれと同じように、
クリエイティブにできない理由を
思いつくのです。
─────────────────────
創造的無意識を味方にするには？
─────────────────────
以上のように、創造的無意識が、
成功しないように頑張っているうちは
稼げるようにはなりません。
稼げないコーチは、
できない理由を探しすぎています。
そして、
それに自分で気づくことは難しいです。
なぜなら、
自分にとっては正しい意見だからです。
例えば、
スキルの学びがもっと必要だとか、
心理学を学び直す、といったことも
実は創造的無意識の働きです。
そんなことはほとんどの人が気づけません。
だから成功することが難しいのです。
自分は成功に向かうためにしている、
と思っていることも幻想だと言うことです。
なぜなら、ほとんどの人が、
自分ができる範囲でしか
行動しないからです。
なので、お金がないと思っている人が
お金に余裕ができるのを待っているのも、
ただコンフォートゾーンを
守っているだけなのです。
だから、そう言う人は
一生お金に余裕はできません。
スキル不足、と言うのも、
スキル不足と思っていれば
ビジネスをやらずに学び続けられるからです。
心理学やNLPが必要、というのも、
勉強していれば
コンフォートゾーンを守りながら
やった気になれるからです。
このように、
実は稼げないことばかりやっていることに
気づかなければいけません。
私からみたら、
「またおかしな言い訳を思いついたね」
と言うふうに見えます。
結局は、
「守護霊が言っているから」
と同じようなものです。
稼げないコーチが多いのは、
そんな創造的無意識が思いついた
「おかしな言い訳」
に付き合っているからです。
私のクライアントなら、
セッションで修正できますが、
そうでなければ
ほとんどの人は気付きません。
なので、
どんどんおかしな言い訳に付き合って、
稼げないことばかりするのです。
成功者にとっては、
「そんなのいらんよ」
でお終いのことがほとんどです。
このことを理解しないと、
一生成功できません。
なので、稼げていない人は、
自分が思いつくことはほぼ間違い、
ということに気づくことが大切です。
もしほぼ正解なら、
とっくに成功しているからです。
ではどうしたらいいか、と言うと、
創造的無意識を味方につけることです。
そのためには、
コンフォートゾーンを変えなければいけません。
自分で考えているうちは、
コンフォートゾーンは変わりません。
なぜなら、そうと気づかずに、
創造的無意識に騙されてしまうからです。
なので、
稼げている人にコンフォートゾーンを
変えてもらうことが大切です。
コンフォートゾーンは、
自分で変えるのは難しいので、
お金を払ってコーチやメンターに
変えてもらわなければいけません。
自分で簡単にできるなら、
コーチはいらないですよね。
なので、お金を払って稼げている人の
時間と頭を借りることです。
そうすることでだんだんと、
成功するコンフォートゾーンが当たり前になります。
成功するのがコンフォートになれば、
創造的無意識もちゃんと
成功に向かって働くようになるのです。
ということは、稼げる言い訳や、
稼げる理由が見つかるようになります。
同じ人が同じ状況にいても、
マインドの違いで全く結果は変わるのです。
お金がない人は、
お金がないから稼げないと考えますが、
お金がない人の方が
必死で頑張れるので成功します。
もちろんお金がある人は
お金の力を使えるので成功します。
こんなふうに、
稼ぐことにクリエイティブになることが大切です。
そうすれば必ず稼げるようになります。
今回は、
稼げないのは創造的無意識が原因
というお話をしました。
あなたが稼ぐことにクリエイティブか、
稼げないことにクリエイティブか
こんなマインドの違いで成功が決まります。
なので、創造的無意識を
味方につけるようにすることです。
そのためには、
小手先のテクニックではなく
コンフォートゾーン自体を
変えることが大切です。
このことを理解して、
あなたも稼げるようになってくださいね。
