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目標が現実化しないのはなぜか

目標が現実化しないのはなぜか

今回は、目標が現実化しない理由についてお話しします。

コーチングでは、目標設定やゴール設定が大事だと言われています。しかし目標やゴールを設定したのに現実が変わらないという人も多いです。

目標を設定したら稼げると思っても、稼げるようになる人も少数です。

しかし、目標が達成されない、というのは間違いです。というのも、無意識は目標が達成されるようにちゃんと働いているからです。

なので目標はいつも達成しているものだ、ということを受け入れてください。

いい意味でも悪い意味でも、目の前の現実は自分が作っていることです。今日はこのあたりの話を詳しく解説します。

無意識の目標はどこにあるか

目標を設定したのに現実が変わらないのは、1つは無意識は目標設定をしているからです。

コーチングで独立したい、という目標を考えたとしても、無意識は「会社員のままがいい」と思っていたら、独立することはできません。

その場合、会社員でい続けるために、ちゃんと無意識は働いています。ビジネスをするのが不安になったり、コーチングをする自信がないからスキルを学ぶ、などの行動をさせるのです。

結果、収入が上がらず、やっぱりビジネスはできない、目標設定しても意味がない、という現実を実現します。

ブログを書いても、稼げる感じがしないので1か月でやめたり、セールスで断られたらそれで諦めたりするわけです。

このように無意識はちゃんと設定された目標に向かって動きます。

スマホのマップアプリで、目的地を設定すると、ちゃんとナビをしてくれますよね。大阪から東京に行こうと思ったら、「次はここに行きましょう」「新幹線に乗りましょう」と教えてくれます。

しかし目的地の設定が自宅のままだったらどうでしょうか。

新幹線に乗ろうとしても、「乗ってはいけません」「目的地からはずれています」と言われてしまうでしょう。そしてちゃんと自宅に戻るように、誘導してくれるわけです。

稼げないコーチの行動もこれと同じで、稼げないコンフォートゾーンの中に目的地が設定されています。

そのため、稼ごうと思っても無意識が、「ブログは書かないでください」「メルマガは難しいですよ」「早く労働者ルートに戻りましょう」と、恐怖や不安を使って誘導してくれます。

ナビが、「目的地です。お疲れ様でした」と言ってくれるように、コンフォートゾーンの中を移動している分には何も言われません。

なので、現実が変わらない、と考えるのではなくて、どこに向かっているのか知りましょう。

目標はちゃんと設定されています。稼げないコンフォートゾーンに設定されているから、稼げない現実が目の前にあるということです。

まずはそれを認識しましょう。つまり自分自身が現実を作っているということです。

全ては目標につながっている

もう一つは、目標設定がされていても、うまく使えていないこともあります。

ほとんどの人は、「目標設定をすると全てがうまくいく」と思っています。なのでいいことがあったら目標設定がうまくいったと思ったり、悪いことがあるとダメだと思ったりします。

しかし全てうまくいくわけではありません。

失敗することもあれば、大変なこともあるわけです。

商品を売っても断られたり、集客がうまくいかなかったり、今のようにウィルスや災害があったりするかもしれません。

しかし無意識が目標に設定されているなら、それらは全て目標につながっています。つまり課題がどんどん来ているわけです。

セールスで10回断られたとしたら10回の課題を出されて、これをクリアしましょう、と言われています。直すところを直せば、目標は達成するのです。

11回目から売れるようになれば、それで稼げるようになりますよね。

このように、失敗したり、思うようにいかなくても、課題が来ていることに気づいてください。

ところが、1回断られてもう売れないと諦めてしまえば、目標には届きません。成功するまでできない人が多いので、稼げないコーチが多いということです。

発明家のエジソンも、電球を発明するために1万回失敗したといいます。しかし1万回失敗しても1万1回目で成功すればいいわけです。

エジソンでさえ、「目標を設定したら、いきなり電球ができました!」とはいきませんでした

簡単に達成する目標もあれば、うまくいかないこともあります。うまくいかないということは、それだけクリアするべき課題があるということです。

それが2、3回断られたくらいで諦めていては、成功するはずがありません。

今稼げていないなら、稼げるようになるには、今まで自分が避けてきたことや、難しい課題をクリアしなければならないということです。

好きなようにやっていて成功するなら、成功していないはずがありません。

例えば、お金を受け取ることができなければ、稼げないですよね。しかし、労働者思考では、利益を出してはいけないとか、時給以上のお金は受け取れません。

実はお金を受け取るのは「嫌なこと」「やりたくないこと」なわけです。

なので、マインドを修正して、「お金を受け取るのはいいこと」と思えるようになる必要があります。

自分がお金の間違ったマインドを持っていることは、現実がちゃんと教えてくれます。商品が売れなかったり、価格を上げると悪いことをしているように感じたりするのです。

だからお客様に対しても、断られる方に誘導してしまいます。

ただ、稼げないコーチは、自分のコンフォトゾーンを変えないで成功しようとしてしまいます。だから本当の問題に気づけないのです。

原因がわからないから、直すこともできず、「一からリセットしよう」「勉強をし直そう」と稼げなルートをぐるぐるしてしまいます。

そうならないように、現実で何が起きても、何かを教えてもらっている、ゴールにつながっていると考えましょう。

そうすると、無意識の力を使って成功することができますよ。

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