ビジネスの数字に強くなる

ビジネスの数字に強くなる

コーチングビジネスをする上で、数字を管理できることは必須です。コーチは、数字が苦手、という人も多いですが、それではギャンブルになってしまいます。

自分の成約率や、メルマガの登録率も分からない状態だと、どこがつまずいているのかわかりません。

稼げない人ほど、数字を分からないで、やみくもにやって、クライアントが来たらいいな、いつ来るかな、と思っています。

しかし、コーチングビジネスも、確実にクライアントが獲得できるように、仕組みを作っていかないと、ビジネスを続けることができないのです。

数字と言っても、小学生の算数レベルでわかるので、理解しておきましょう。

逆に、数字が分からないと、ビジネスをするにはまだ早いです。というのも、確実に売上を上げたり、ビジネスを改善することができないからです。

もし本気でビジネスをしたいなら、簡単なことなので、数字を扱えるようになりましょう。

必要な売上を決める

コーチは、自分の生活を維持して、ビジネスの経費を用意する必要があります。そのためには、いくら必要か、計算してみてください。

生活費が20万円かかり、経費が10万円なら、少なくとも月30万円の売り上げは上げ続けることが必要です。もちろん、3か月で100万円、というペースでもいいですが、必要な額をカバーしないといけません。

まずは、自分の生活費を計算してみてください。1万円単位くらいでいいので、大まかな生活費を出します。家賃がいくらで、光熱費がいくら、というふうに、必要なお金を足してみましょう。

そして、ビジネスに必要な経費を計算します。交通費や、電話代、サーバー代、メルマガ利用料、広告費などがあります。

これらを出すことで、生活費と、経費を分けることができます。稼げていない人は、売上がそのまま生活費だと考えてしまったり、生活費と経費が分けられなかったりします。

生活費と経費を足した必要な売上は、独立する最低ラインになります。

さらに、自分が欲しい売上を設定してみましょう。月に30万円、50万円、100万円など、欲しい金額を決めます。

これも、生活費と、経費を分けて計算してみましょう。ビジネスの数字に強くなるには、これが最初のステップです。

昔、「マネーと虎」というテレビ番組がありました。これは、起業したい志願者が、現役の経営者に投資してもらうためにプレゼンする番組です。

この中でも、生活費と経費を混同して事業計画を作る志願者が何人かいたのですが、そういう人は指摘されています。ビジネスをするなら、基本中の基本、ということです。

売上から、ビジネスプランを作る

売上を決めたら、ビジネスプランを作ります。ビジネスプランは、ビジネスの設計図です。

・ブログのアクセス数
・メルマガ登録数
・体験セッション申込数
・成約数

を決めていきます。

そのために、

・メルマガ登録率
・体験申込率
・成約率

を設定しましょう。

これは、面倒なように見えますが、決める数字は少ないです。

まず成約率を決めます。成約率は50%で設定します。これは体験セッションに来た人が2人に1人買うという計算です。

月に50万円の売上が欲しい場合は、

10万円を5人
25万円を2人
50万円を1人

というふうに、商品の値段を決めていきます。

25万円を2人に売る場合、成約率が50%なので、体験セッションに4人呼べばいいということです。

体験に4人であれば、申込率が10%としたら、メルマガ登録は月40人必要になります。40人の登録者のうち、10人に1人が体験に来るなら、4人になりますね。

メルマガがつき40人だとすると、メルマガの登録率を10%とすると、400アクセスが必要になります。

以上をまとめると

ブログに月400アクセス
メルマガに月40人登録
体験セッションに月4人
成約数が2人=50万円

となります。

このようにして、ビジネスプランを作っていきます。あとは、これが確実に実現出来るようにするのです。こうやって計画を立てて、確実に売上が上がるようにしていきます。

計画がないと、ギャンブルになり、たまたま上手くいったとか、行かなかった、というふうになります。今月は30万円だったけど、半年売上がない、ということも起こります。

そうすると、目先の売上を上げなければ、ということに目が行ってしまい、ますます上手くいかなくなります。

稼ぐためには数字の理解が必要

稼げないコーチほど、数字のことがわかっていません。なんとなくできると思っているのです。

それは、ビジネスもどきであって、本気のビジネスにはなりません。

稼いでいる人は、数字でビジネスを扱えます。数字がわかったら稼げるというわけではないですが、数字が分かることは最低限必要です。

MBAをとりなさい、と言っているわけではなくて、小学生の算数を少し使いましょう、という程度です。

しかし、本気で稼ぎたい人でなければ、この情報を取り入れることはできないでしょう。数字が苦手、と言って、避けてしまいます。

しかも、そう言っている人ほど、コーチやコンサルなどのアドバイザーをつけていません。数字が苦手でも、アドバイザーがいれば教えてもらったり、手伝ってもらえるのですが、稼げない人は、そういう発想がないのです。

稼げたら人に頼もうと思っているのですが、稼ぐために必要なことなので、順番が逆です。そのままでは一生稼げません。

まずは、収入でいくら欲しいのか、経費がいくらかかるのかを決め、それを達成するための計画を作ります。

すぐにお金が欲しい、とかではなく、

「いつまでに計画を達成する」

というふうにしていくのです。

貧乏コーチでいいとか、サラリーマンで給料をもらう方がいいのであれば、数字のことは考えなくていいでしょう。今月は当たったとか、当たらない、というギャンブルで問題ないと思います。

そういう人なら、会社から給料が出る方が幸せかもしれません。それは個人の生き方なので、自由です。

ただ、本気で稼げるようになりたいなら、今回の情報は、基本的なことなので、必ず必要になります。本気でない人は受け取れないと思いますが、数字が分かるようになると、ビジネスを管理できるようになります。

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