お金

独立するコーチが持つべきマネーリテラシー【後編】



独立するコーチが持つべきマネーリテラシー(後編)

前回に続き、ビジネスとしてコーチングをする上で、必要なお金のマインドや知識について解説していきます。これらを身につけるだけで、かなり意識が変わります。

前回の記事は独立するコーチが持つべきマネーリテラシー【前編】です。

投資と浪費、投機の違い

ビジネスや、お金のことを考える上で、投資、浪費、投機の違いは理解しておきましょう。

投資とは

投資は、リターンを見込んだお金の使いかたです。ビジネスに投資する場合、例えば、100万円の売上のうち20万円を広告費に回します。20万円かけて、もう一人100万円の契約ができたら200万円の売上になります。

20万円かけて、100万円の売上が手に入るので、これは投資になります。もしくは、自己投資で、自分自身の教育のためのお金を使うことも、あとあとお金を生み出すことができるので投資になります。

ただ、売れる商品もないのに、セールススキルのセミナーに行く、などは投資になりません。これは不安を埋めるための浪費になります。なぜなら、リターンを回収できないからです。

お金を使って、未来に大きく回収するのが、ビジネスにおける投資です。株式の配当などと違って、ビジネスへの投資は、圧倒的にリターンが大きいです。

お金がないのに投機はしない

投機は、値上がりや差益を見込んでリスクの大きいお金を使うことです。株やFX、流行りの仮想通貨取引などは投機になります。投機の特徴はギャンブル性が高いことです。

ビジネスでの投資は、リターンが大きく、ある程度計算ができますが、投機は自分でコントロールするのが難しいです。また、リターンもそれほど得られません。

お金がない人ほど、投機をしようとしますが、お金がない人は投機でお金持ちになることはまずありません。

1000万円稼ごうと思ったら、お金持ちは1億円を使って10%儲ければいいですが、10万円だと、10000%にしなければいけません。最初から負けが見えています。

お金がない人の場合、稼ごうとすると、ものすごいレバレッジをかける必要があります。レバレッジとは、簡単に言うと借金です。リスクが大きすぎます。

投機をするよりも、ビジネスへの投資の方が圧倒的に有利です。ビジネスなら1年で10倍〜100倍くらいのリターンも可能だからです。

浪費は余ったお金でする

浪費は、生活費でもない、投資でもない出費です。浪費はお金のリターンがありません。浪費も投資も人によって違います。同じものを買っても、浪費の人も、投資の人もいます。

例えば、ビジネス本を買って、それを自分のビジネスに活かして、もっと稼げるようになったら、投資になります。一方で、ビジネス本を見ていい気分になって、何も変わらないという人の場合、浪費になります。

それはお酒を飲んでいい気分になるのと変わりません。ビジネスセミナーに行っても、話を聞いただけで終わったら浪費になります。勉強ばかりして、稼げない人もたくさんいます。そういう人たちは、浪費しかしていません。

自己投資のつもりですが、浪費になっているのです。話を聞いて、一時的に楽しくなることにお金を使っているということです。

稼げない人は、浪費が多くて、投資ができていないので稼げません。ちゃんと投資をした後で、余ったお金で浪費して楽しむならいいのですが、逆になっています。

お金を使う時に、これは投資なのか、浪費なのか、意識して使えるようになりましょう。

ビジネスプラン構築

ビジネスをする上で、設計図となるビジネスプランを立てられるようになりましょう。ビジネスプランは、売れる為の仕組みと数字を設計することです。

売れる仕組みは、

メディア(ブログなど)
ステップメール
メルマガ
体験セッション
成約

という流れがあります。ブログやSNSを見てもらって、そこからステップメールやメルマガに来てもらい信頼してもらいます。その中から体験セッションに来てもらい、成約します。

これらに対して、数字を当てはめていきます。まず売上をいくらにするか決めます。売上は月100万円欲しいなら、100万円の商品の場合、成約率を50%として、体験セッションには2人来てもらう必要があります。

体験セッションの申込み率が20%だとすると、2人来るためには、月10人のメルマガ登録が必要です。メルマガ登録率が10%として、ブログPVは100回ということになります。PVは、ページが開かれた回数です。

まとめると、

登録率 10%
申込率 20%
成約率 50%

ブログPV 100回
メルマガ登録 10人
体験セッション 2人
売上 100万円

となります。こうすることで、目標が明確になり、何をしたらいいかはっきりします。そして、つまずいた場合、どこを改善すべきかもわかります。

難しいようですが、よく見ると小学生レベルの算数の問題です。稼げない人は、ビジネスプランがなく何となくやるので、的外れなことをしています。上手くいくのも、たまたまになってしまいます。

たいてい、起業する人だと、もう少し複雑な事業計画を作っています。私も、前職では事業計画書を見る機会がよくありました。

ただ、コーチはほぼ身一つで、1人からスタートすることと、売上がほとんど利益になるので、計画書は必要はありません。今回挙げた仕組みや数字を決められれば十分です。

r>g

r>gは、資本の方が、労働者の給料よりも増えるスピードが速い、という意味です。これは、トマ・ピケティという人が、考えた式です。ピケティは、世界中の財務データを分析して、歴史的に、資本の方が早く成長していることを実証しました。

お金を稼ぐことを考えると、労働よりもビジネスの方が有利だということです。ビジネスを上手く行かせたいなら、資本家の考え方を取り入れることが大切です。

投資のマインドは、資本家の考え方です。お金を使ってさらにお金を増やしていきます。労働者の考え方だと、給料をもらって、それを貯金したり、生活費や浪費でなくなってしまいます。

G→W→G’

これはマルクスが考えた、資本の性質です。Gは資本、Wは商品です。

簡単に言うと、お金を使って、材料や労働力を買い、さらにお金を増やす、ということです。Gが、G’になって、増えています。

これを繰り返すので、資本はどんどん大きくなっていきます。これが、W→G→Wになってしまうと、消費になるので、お金は増えません。

コーチも、バリバリ資本家になる必要はないのですが、ビジネスをする上で、考え方を身につけておきましょう。売上=生活費という考え方だと、ビジネスが大きくなっていきません。

稼いだお金を、自己投資や、広告費、ホームページの改善などの、将来への投資に回すことで、お金は増えていきます。

ビジネスプランでも、最初から投資を前提に考えましょう。生活費+投資を含めた売上を作るのです。

もちろん、浪費とか、他の優先度が高いものにお金を使ってもいいのですが、ビジネスには投資が必要だ、と頭に入れておきましょう。

お金は先に用意する

そして、ビジネスをするのに、お金がないと言っていたらできない理由も、式を見たらわかります。先に資本が来るので、お金がないではなくて、用意しないといけないのです。

お金がないのでビジネスができません、というのは、ただの言い訳なのです。やる気がありません、と言っているのと同じです。

お金が用意できないので、ビジネスをします、というのは、おかしな考え方です。お金を用意できない人にビジネスはできません。

しかし、多くの人がこう思って、お金を使わないでビジネスをしようとするので、稼げない人がほとんどなのです。先にお金を払うというマインドを身につけましょう。

コーチに必要なマネーリテラシーについて、前編、後編とお話ししてきました。

大事なのは、実践をすることです。今回お話ししたことも、ぜひビジネスや生活、あなた自身の考え方に取り入れてみてください。お金の面で必ずプラスになります。




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