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本当の問題に気付かせるコーチング

本当の問題に気付かせるコーチング

今回は、本当の問題に気付かせるコーチングというお話をします。

コーチングは多くは「相手から答えを引き出す」と言われています。なので、質問力とか、傾聴のスキルなどがあるのです。

コーチの多くは、相手の中に答えがあると思っているので、セッションも相手から聞くだけで終わってしまいます。

しかし、それだけのことでは、お金を払ってコーチングを受けたい人はあまりいません。商品が高額になればほとんど契約は取れないでしょう。

そのため、体験セッションをしても、「スッキリしました」「ありがとうございました」と言われて、「あとは自分でやります」と言われてしまうわけです。

なぜそうなるかというと、クライアントの問題を解決してしまうからです。問題が解決したら、それ以上コーチングしてもらう必要はないですよね。

一生懸命いろんなスキルをつかってセッションをするほど稼げなくなるわけです。

コーチングはお金じゃないとか、問題が解決しているから儲からなくても良いセッションだった、と考えることはできますが、それでいいでしょうか?

それではビジネスにはなりません。

ではどうしたらいいのか、今回はお話していきます。

小さい問題を解決しても稼げない

1回のセッションで、解決するような問題は、大した問題ではありません。つまり、コンフォートゾーンの中の問題です。

だから、相手から話を引き出すだけで、解決策が見つかります。もともと相手の頭の中に答えがあるから、すぐに答えが出てくるのです。

大したことがない問題にお金を払う人はほとんどいないので、そんな問題を扱っていれば稼げなくなります。

もう一つは、解決した気分にさせている、ということです。

例えば、起業をしたい人が、ネットで無料情報を探します。その時、「アメブロが儲かる」という情報を見つけて、「これで解決した」と思ったら勘違いでしかありません。

そうするとどうなるかというと、セッションの時は満足しても、その後、その人は少しも儲からないでしょう。

こんなコーチングをしているコーチが多いので、お金にならないのです。

お客様がお金を払ってでもコーチングを受けたいというのは、一人では解決できない問題があるからです。なので、簡単に解決できないような大きな問題を扱わない限り、稼げるコーチにはなれません。

しかし、大きな問題はお客様が気づいていないことも多いです。なぜなら、コンフォートゾーンの外側の問題だからです。

そのため、大きなテーマに気付かせてあげることが必要です。コンフォートゾーンの中で解決策を見つけようとするコーチが多いですが、コンフォートゾーンの外に気づいてもらわなければいけません。

コンフォートゾーンの中の問題なら、自分一人でできる、と思うのは仕方がありません。

セッションで、やりたいことや悩みを聞くコーチがほとんどだと思います。そして、「どうしたら解決できると思いますか?」「そのために何をしますか?」というふうに、質問をするでしょう。

そこで答えが出たら、「じゃあこれをやってみますね」と言われてしまうわけです。これが小さな問題です。

そうではなく、本当の原因や、本当に必要なことを教えることです。

しかし、「コーチングはティーチングではない」と思っているコーチが多いので、外側の価値観を教えることをしません。

ビジネスでも、集客法を知りたい、という人に、集客法を教えていても、本当に解決はできません。もっと抽象度の高い視点を教える必要があります。

一人で解けない大きなテーマを扱えるから、お金をいただけるのです。

このことを意識して、セッションをすることが大切です。

クレクレ君が成功しないのも、同じ理由です。なぜなら、クレクレ君は自分一人でやろうと思っているので、自分で問題だと思ったことを次々聞きます。

しかしそんなことをいくら聞いても、自分の頭の範囲内なので、成功しないのです。

コーチはお客様に、本当の問題に気づいてもらうことが必要です。そうすれば、「どうしたら解決できますか?」とお客様の方から聞かれるでしょう。

それを6か月のセッションで解決していく道筋を見せれば良いわけです。

信頼関係が大切

ではどうしたら、本当の問題がわかるでしょうか。

それには信頼関係を作ることが大切です。信頼関係がない状態で来る人は、簡単に解決できる問題を問題だと思っているのです。

しかし簡単に解決できる問題なら、誰でも解決できてしまいます。そのため契約しますか?と聞いても、検討しますとか、自分でやります、と言われてしまうのです。

なので、信頼関係を作ることです。

信頼関係があれば契約してもらうことができます。ネットでは、メルマガやブログ、ステップメールなどで信頼関係を作ることができます。

稼げてないコーチは、信頼関係が大事だとは気づいていません。どうしたら契約が取れるかという自分のことばかりです。それでは稼げなくて仕方がありません。

その前に、どうしたら信頼してもらえるかを真剣に考えることが必要です。信頼関係がない状態でクロージングすれば、断られるのは当然です。

契約にならないのは、契約にならない原因があります。その原因を変えずに、稼げないことをいくら続けても成功はしません。

売れないのは、信頼関係がないか、お客様のニーズに合っていない場合です。これらを直せば稼げるようになります。

信頼関係があって、本当の問題に気づいてもらえばほとんど契約は取れるでしょう。

相手の頭の中の答えを引き出してくるだけでは、それほど価値はありません。今回の内容を理解して、しっかり契約できるようになってくださいね。

そうすることでお客様を助けることができます。

今回は、本当の問題に気付かせるコーチングについてお話ししました。

表面的な問題を解決して、スッキリしてもらうだけでは、稼げるコーチングにはなりません。契約が取れないコーチは、契約が取れないことをしているのです。

このことに気づいて、契約が取れるようなセッションにしてくださいね。

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