ゴール設定

ゴールを現実と結びつけてはいけない理由



ゴールを現実と結びつけてはいけない理由

ゴールから逆算して、現実で行動していきましょう、という話を聞いたことはありませんか?これは、正しいように聞こえますが、実は、半分間違っています。

というのも、ゴールと現実を結びつけようとして、失敗する場合が多いからです。

ゴールを設定して、現実で行動しているつもりでも、現実が変わっていかないとしたら、ゴールと現実が結びついていないということです。

この違いを生み出すものは、一体なんでしょうか?

ゴールからは簡単に逆算できない

ゴールと現実を結びつける、とか、逆算するとか、写像する、という考えは、なぜうまくいかないでしょうか?それは、そうしようと思っても、現状から考えてしまうからです。

自分はゴールから考えているつもりですが、本当にゴールから考えられていなければ、コンフォートゾーンの中で考えていることになります。

この時見えているのは、コンフォートゾーンから見える欠点です。

知識がない
人脈がない
スキルがない

というふうに、現状の自分が問題だと思っているものが見えてきます。そして、それらの問題を解こうとするわけです。

しかし、現状の問題を解いても、現状が強くなるだけで、ゴールが達成するわけではありません。だから、勉強したり、スキルアップしても、大して変わらない、ということが起きます。

また、現状から見える問題も解けないことが多いので、余計悩みの世界に行くのです。

例えばダイエットで、「自分の問題は太っていることだ」という認識があったとします。これが解ければいいですが、解けないことが多いのです。

だから、ダイエット難民がとても多いですね。なぜ解けないか、というと、本当の問題が現状の外にあるからです。

しかし、見えているのがコンフォートゾーンの中なので、解決策が出てきません。現状の外にいかないと解けない問題を、一生懸命解こうとするから、苦しくなります。

ゴールはコンフォートゾーンの外にあります。もし、簡単に逆算できるなら、それはゴールとは言えません。このゴールもどきを達成しても、やはり現実は大して変わりません。

人間は、すぐ使える記憶を使う傾向があります。これは、心理学では、「利用可能性ヒューリスティック」と言われています。

この言葉は覚えなくていいですが、例えば、「ダイエット→運動」というふうに、知っていることを利用しがちだということです。

逆算するとか、写像する、と思っていても、実際には、過去にあった選択で、一番楽に見つかるものを使っている可能性があります。

それがうまくいっていれば、とっくに痩せているわけですが、うまくいっていないから悩んでいるのです。

ダイエットだけはなく、他のことにも当てはまります。行動しているように見えて、実はぐるぐる回っているラットレースかもしれません。

そして、行動が足りない、行動ができない、と悩む人も多いです。

ゴールの世界を強くする

現状維持をやめるには、現状の行動をやめて、ゴール側の行動をする必要があります。

そのためには、ゴールの世界を強くすることと、コーチングをしてもらうことです。

ゴールの世界を強くする、というのは、自分がゴールの世界に入ってしまうように、臨場感を強めるということです。

そうすると、必要なことは、自然と現実に現れてきます。一生懸命やらなくても、死角から飛び込んでくるようになるのです。

必要な人といきなり出会えたり、何もしてないのに引き寄せが起こったりします。

私は、何もしてないのに、ニューヨークで映画に出て欲しいと言われたことがあります。それで、出演料と、飛行機代や生活費ももらって撮影したことがあります。

そのときは、ちょうど映画を撮れたらいいな、と思っていたところでした。

現地で、監督に、ニューヨークの映画界で生きて行く方法を教えてもらったのですが、それは、日本にいたらまず思いつかないだろうな、という方法でした。

詳しくは割愛しますが、まあ、日本で頑張ってなんとかする、という感じではありませんでした。

海外で芝居で活躍したい人は、演技力は必要かもしれませんが、頑張って演技力を磨くだけでは、ゴールは達成しないのです。

やはり、ゴールの世界に入って見つけないと、正解は見つかりません。

コーチングをしてもらう、というのは、コーチは、あなたがゴール側の世界を見られるようにサポートしてくれるからです。

あなたが達成したいことをすでに達成しているコーチなら、ゴールに必要なことを直接教えてもらうことができるでしょう。

自分のことは、自分ではわかりません。自分で考えようとしても、過去の判断基準が入ってきてしまいます。だから、他人の力を使った方がいいのです。

このようにして、ゴールの世界とつながることを優先していくと、だんだんとゴールに必要なことが現実になってきて、最終的には、達成します。

過去からの判断を手放す

違う見方をすると、現状はどんどん手放した方がいい、ということです。現状でやっている行動や、見えていることは、現状を維持するためのものです。

それを、足し算の発想で、どんどん積みかさねて行こうとすると、かえってゴールが遠くなります。現状が強くなっていくので、隙間がなくなり、ゴール側の情報が入ってきにくくなるのです。

反対に、手放していくことで、違う論理が入ってきやすくなります。

現状では、凝り固まった判断があります。せっかくゴールへのチャンスが来ていても、

・ダイエットは運動が必要なので
・稼ぐには勉強が必要なので
・お金がないので
・スキルがないといけないので
・頑張って行動しないといけないので

と言って、お断りしている状態です。

しかし、これらを手放して、「もうゴールは達成していい」と思えば、ゴールへのチャンスをお迎えできるのです。

そうやって、現状の判断を、引き算していきます。

不安な人もいると思いますが、あなたがお断りしている理由を手放せれば、逆に自信がついてくるのです。

現状維持の行動がなくなって、ゴールの世界の行動だけになっていけば、現実はどんどん変わっていきます。あなたが予想もしなかった変わり方をしますよ。




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