脳科学

ゴール達成を早くする「スコトーマ」利用法

ゴールは抽象度が高いので、
漠然としていて、行動を起こしにくい
という人は多いようです。

ゴールがあまりにも遠いので、
何をしたらいいかわからなくなって
しまうというわけです。

そんな時は、どうやったら、
現実に行動が起こせるように
なるのでしょうか?

そのためには、

~~~~~~~

スコトーマを利用する

~~~~~~~

ことが有効です。

「え、スコトーマって、外さないと
いけないんじゃないですか?」

と思った方もいるでしょう。

確かに、私は繰り返して
スコトーマを外すことの重要性を
指摘してきました。

スコトーマは、心理的盲点のことで
自分が認識できない部分のことを
言います。

目隠しされているような状態と
言ってもいいでしょう。

自分の本当のゴールはスコトーマで
見えなくなっていたり、また、
ゴール達成の方法も、スコトーマで
見えなくなっています。

そのため、スコトーマは、ゴール達成
にとって邪魔な存在である、
と思っても無理もないでしょう。

しかし、スコトーマは、
ゴールを達成するために、必ずしも
邪魔になるものではありません。

むしろ、あえて
スコトーマを利用することによって、
ゴール達成を早めることができたり、
自然に現実が変化していくように
できたりするのです。

例えば、
勉強に集中する必要がある時に、
あっちこっち気が散っていたら
勉強になりません。

教科書を開いて読もうとしても、
急に部屋の掃除をしたり、スマホで
SNSをチェックしていたら、
全然進まないわけです。

そんな時にどうしたら良いか、
というと、スコトーマを使って、
勉強以外のことを見えなくすれば
集中することができますよね。

教科書以外見えない状態であれば、
他のことを考えずに、教科書を
どんどん読み進めることができます。

では、具体的に、ゴール達成のために
どうやってスコトーマを利用したら
いいでしょうか?

そのためには、コンフォートゾーンを
設定すれば良いのです。

コンフォートゾーンは、ゴールから
見た自分自身の現在あるべき姿です。

なぜコンフォートゾーンが
スコトーマを作るかというと、
コンフォートゾーンにフォーカスする
ことで、それ以外のことを排除する
ことができるからです。

例えば、スポーツで世界一に
なりたいとします。

そして、
そのコンフォートゾーンとして、
日本大会で活躍している自分を
設定します。

そうすると、それ以外の、
アジア大会に対しては、
日本大会に比べて、
臨場感が低くなりますよね。

しかし、
コンフォートゾーンを決めずに、
「世界一になりたいな~
アジア大会もいいし
日本大会もいいし、
アメリカ大会もいいな」
と思っていたら、迷っているだけで
何も進んで行きません。

その他の可能性を排除して、
日本大会に限定するから、
臨場感が上がって、
日本大会で成果が出せるのです。

こんな風に、
高いゴールを設定した時、漠然と、
なんでもできるけど、
何をしたらいいんだろう、となると
行動が起きないので、
現実が変わっていきません。

実際に現実を変えていくには、まずは
コンフォートゾーンのような限定を
作って、そこに集中し、その他のこと
をスコトーマで見えなくするのが良い
ということです。

すると、行動が起きて、ゴールが
近づいていくので、抽象度が
高まります。

その過程で、
スコトーマがさらに外れていくので、
もっと大きなゴールや、より良い
ゴール達成方法が見えてくるのです。

一旦限定を行って
スコトーマを作った方が、
実は視点を上げると良い結果を
得ることができます。

ゴールを設定したら、
スコトーマを作って、
コンフォートゾーンを限定できる
ようにしてみてください。

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