脳科学

「HUNTER×HUNTER」で学ぶ「現状の外側」



コーチングに、「現状の外側」という概念があります。これは、「現状とは違う論理の世界」と言い換えることができます。言ってみればマンガ「HUNTER×HUNTER」に出てくる、天空闘技場の「200階クラス」です。現状の外側という概念を理解し、確信することで、今あるコンフォートゾーンを疑い、新しい世界に出ることができます。

数年前のことになりますが、プライベートファンドを経営している友人と会った時のことです。私はその時まだ会社員でした。その友人と話した、何気ない会話から、「違う論理」の世界があることに気がつきました。

私「最近仕事忙しいですか?」

「忙しいわけではないです。忙しいっていうのはあまり褒められたものじゃないですよ」

私「どうしてですか?」

「忙しいのは、経営がうまく行ってないからです。だからあまりかっこいいことではないんです。」

その時私は、なるほど、と思いました。会社員の世界だったら、「忙しい方がかっこいい」という人も多いです。わざわざ忙しそうにする人や、残業自慢をする人もいます。また、一番忙しい人が、一番仕事ができるという感覚です(またそういう人ほど仕事がきます。。。)。のんびりしたり、暇そうにしていると、サボっているとみなされて、評価が落ちることもあります。

しかし、それとは逆に、経営者の論理では、自分が忙しくしているのは、うまくマネージメントができていないということです。部下に仕事を上手に任せていないことで、自分が処理する仕事が増え、余裕がなくなり、大きな視点で経営することができなくなります。トップが暇で、会社がうまく行っているのがかっこいい、という価値観なのです。(もちろん、トップがサボって会社が傾いたら意味ないですが笑)

私の例のように、世界には、自分は知らない、別の論理、違う「当たり前」が存在します。ビジネスパーソンが起業したいと思ったら、「毎月お給料をもらって、忙しいふりをする」というマインドから、「仕事を作り出して、暇そうにする」という論理にシフトする必要があるのです。雇用されていると気づかないですが、新しい視点を得なければいつまでも従業員であり続けるのです。

みなさんも、「現状の外側」「違う論理の世界」があるんだということを強く信じて、高いゴールを設定してみてください。必ずあります。確信していれば、ふとした時に、外側の論理を体験することがあるはずです。「これが、現状の外側なんだ」「新世界を見つけた」と思うことがあるでしょう。自分が「世界の果て」だと思っていた壁に亀裂が入るのです。

HUNTER×HUNTERというマンガがあります。その中でも、新しい論理に触れて「現状の外側」へ向かうストーリーがあります。

主人公の少年ゴンと、親友のキルアは「天空闘技場」という、勝ち抜きで階を上がることができるタワーに挑戦します。2人とも、優れた武術を身につけているので、50階まで楽に勝ち進んでいきます。50階で、少年ズシと戦ったキルアは、常人なら気絶するはずの攻撃にズシが何度も耐え、また、ズシから恐ろしい気配を感じて恐怖します。その秘密を探ると、ズシは「燃」という力を使っていることがわかります。

そして、ついにゴンとキルアは200階に到達します。エレベーターで200階に到着した彼らは、圧倒的な強さを誇る変態奇術師のヒソカに禍々しいオーラに気圧されて、200階に入ることすらできませんでした。そのあと、ヒソカの力が、「燃」ではなく「念」という能力であること。200階以上は念による戦いになるため、現状では到底勝てないことを、ズシの師匠から知らされるのです。そこから、2人の念修行が始まります。

200階以上は、これまでの延長線上の、肉体による戦いでいくら努力しても絶対に勝てません。つまり、全く別のやり方をしなくてはならなかったのです。これが、現状の外側です。「ゴールは現状の外側に設定する」と言われますが、今のやり方では到達できないゴール、自分にとっての「200階」のゴールを設定する必要があるということです。

現状の外側について、なんとなくイメージが持てたでしょうか?HUNTER×HUNTERを読んでみると、臨場感が上がります。

気をつけてほしいのは、新興宗教やスピリチュアリズム、ドラッグなどです。例えば、神秘体験などをすることで、自分は特別な場所にいて、現世から離れている、魂の次元が高い、と思わないようにしましょう。ただの幻覚です(こんなこと言わなくても大丈夫だと思いますが笑。)。それがわからない人は、近づかないのが賢明です。

まあ「自己責任」で笑。

現状の外側にもまた外側があります。上とか下とか、正しい、正しくないではありません。

まとめ:
現状の外側は、違う論理の世界。サラリーマンの論理と、起業家の論理のように、異なるやり方が存在する。現状の外側があると確信し、高いゴールを設定することで、外側に行くチャンスが生まれる。HUNTER×HUNTERでいうと200階クラスから始まる「念」の戦いが、外側の論理。ただし、外側にも外側がある。次元上昇したと勘違いしない方が良い。




関連記事

  1. 脳科学

    「ポジティブ思考」に切り替える「集中モード」の作り方

    私たちは1日3万回、自分自身に対して語りかけていると言われています。自…

  2. 脳科学

    「基本的洗脳法」に気づけばスコトーマが外れる!

    基本的な洗脳法に気づけば、スコトーマをどんどん外すことができます。…

  3. 脳科学

    クリエイティブアボイダンスを防ぐ3つの方法

    ゴールや目標を設定しても、「自分は〜だからできない」とか、いろいろな言…

  4. 脳科学

    「過去志向」を消去し、「ゴールに集中する」方法

    こんばんは!石切山です。「あの時、こうしていればよかった」…

  5. 脳科学

    「無力感」を解消するコツとは

    「無力感」を解消するコツとは大きなゴールを設定したけど「こ…

  6. 脳科学

    新しい自分を当たり前にして夢を叶える脳科学 

    ニューヨークのブルックリンに到着しました!写真は滞在先の窓からの眺めで…

稼げるコーチ養成講座

  1. 目標設定

    「仮のゴール」でステップアップし「真のゴール」が見つかる
  2. コーチング

    ゴール達成するためには、「行動すること」をやめなさい
  3. 目標設定

    世界レベルの「とんでもないゴール」を作る方法
  4. 脳科学

    快楽を覚えさせ、脳を「ゴール達成に焚き付ける」方法
  5. 目標設定

    目標へのモチベーションを高める4つの質問
PAGE TOP