脳科学

全ては「自分が原因」?実は・・・

全ては「自分が原因」?

催眠の大家のところで
催眠の研究をしています。

催眠で、いろんな治療が、
できるようになってきました。

人に催眠療法をして、
メンタル面を向上させたり、
頭痛を治したり、
花粉症も消しました。

ところが、
自分は催眠にかかりません。
何人かのトップクラスの催眠術師に
会ったのですが・・・

どうしてでしょうか?

理由はわかりません。
先生に聞いたら、

「私も人の催眠に
かかったことなんてないよ。」

とのこと。

「催眠術師が
催眠にかかりやすくなっても
いいことはないよ。

○○って知ってる?」

私「あー、
あのテレビに出てる人ですね。
Youtubeで見ました。」

「あいつ、私がイベントで
お客さんに集団催眠かけてる時に
倒れちゃってさ。

そうなるのも困りものだよ。
催眠にかかりにくいのは、
悪いことじゃないよ。」

そうなのかもしれません。

実際、自分がかからなくても、
技がうまくなれば、
どんどん他人に
かけられるようになります。

ここで疑問。

自分ができなくても、
それと他者とは関係ない?

よく、子供が問題起こした時、
「親ができていないからだ」
と言われることがあります。

その他にも、
まずは自分から、と言われます。
それって本当なのでしょうか?

親ができなくても、
子供は立派に育つかもしれません。
医者が不健康でも、患者は治ります。

で、逆はいつも正しいのでしょうか?

催眠は、技術があれば、
どんどんかけられます。
そして、術師に技術がなくても、
自分で勝手にかかる人もいます。

こう考えると、
いつも真実は、
関係性の中にあると言えます。

一方的な原因があるわけでは
ないのです。

仏教では、こうした
双方向の関係性を縁起と言います。
よく縁起がいいと言いますが、
それとはちょっと違う意味です。

因果が一方的に決まってしまう
と考えると、

「過去のトラウマが、現在を決める」
「どちらか一方だけが悪い」

という、偏った考え方になります。

しかし、つぶさに観察していけば、
一方的な因果なんてありません。

たとえば、
人付き合いが上手くいかない時、

「あの人が悪い」

とお互いに原因が一方にあると
思っていることがあります。

2人の間ではそうかもしれませんが、
第3者が客観的に見てみると

「いや、お互いに原因があるよ」

と見えてきます。

このように、原因は、
一方向にだけあるものではないのです。
双方向の因果で見るのが、
正しい見方です。

何かあっても、
なんでも「自分」が原因だと
考える必要はないのです。

「自分の人格が良くない」

と一方的な原因を考えるのではなく、
客観的に、状況や関係を
見てみると、問題が解決します。

ちなみに、催眠に自信がある方、
私に挑戦してみませんか?
私を催眠にかけられるでしょうか。

絶対催眠にかからない人
VS
絶対にかける催眠術師

この勝負、負けたいです笑。

組み合わせが良ければ、
難なくかかってしまうかも。

「信長アファメーション」で抽象度を上げる前のページ

「努力不要」で「劇的に変化」する方法次のページ

関連記事

  1. 脳科学

    中学生でもできる「世界視点の作り方」とは

    今日は、「中学生でもできる世界視点の作り方」をお話します。秘密は「社会…

  2. 脳科学

    前頭葉をレベルアップする脳科学

    これから、ニューヨークのブルックリンに行ってきます。ある仕事のために行…

  3. 脳科学

    テレビを捨てれば、「ゴール達成脳」が手に入る

    あなたはテレビを持っていますか?もし持っているとしたら、今すぐ捨てるか…

  4. 脳科学

    「小さな常識変更」で、現状の外側の世界が見える

    大きなフレームに変化を起こすには、小さな常識の変更をしましょう。…

  5. 脳科学

    迷える「サラリマン」のスコトーマ

    人は自分が認識しているものしか認識できない。認識していないものをスコト…

  6. 脳科学

    「インチキ自己イメージ」を疑え!

    ゴールにとってマイナスな自己イメージが浮かんできたら、どう…

稼げるコーチ養成講座メルマガ登録

Amazon著者ページ(電子書籍一覧)

全記事一覧

有料記事一覧

  1. お金

    お金は汚いと思っている方へ
  2. 目標設定

    コンフォートゾーンが周りとずれたときの対処法
  3. ビジネス

    雇われない生き方をしませんか?
  4. マーケティング

    SNS、ブログを頑張ってるコーチが売れない理由
  5. ビジネスマインド

    正しいマインドセットの必要性
PAGE TOP