ブログのアクセス数や読者数は気にしなくて良い
ブログ集客をしている人で、アクセス数や、読者数を増やすことを気にしている人がいます。ブログのことを調べていくと、多くの人は、アクセスアップに行き着くのす。
どうやったらアクセスが集まるか、アメブロとか、SNSなどで、どうやって読者数を増やすか、などのテクニックはいろいろあります。
有料で販売されているノウハウもあるのですが、アクセス数や、読者数などにこだわっていても、稼げるようにはなりません。
なぜかというと、アクセス数や、読者数は、稼ぐための本質ではないからです。
ブログのアクセス数より大事なこと
アクセス数や、読者数が増えると、稼げる、と思っている人は、ビジネスの全体が見えていない状態です。
ビジネスは、簡単に言うと、お客さんが欲しい商品を提示して、買ってもらうことです。買ってもらえれば売り上げが立ち、ビジネスになります。
買ってもらえなければ、ビジネスにはなりません。このようにシンプルなことです。
だから、お客さんが欲しい商品を提示できること、そして、買う気があるお客さんに来てもらうことが揃っていない限り、売れないのです。
アクセス数や、読者数が増えても稼げない、というのは、結局これらの条件が揃わないと意味がないからです。
条件が揃っていないビジネスは、ザルと同じです。ザルにいくら水を流しても、抜けていってしまいますね。アクセスも読者数も、いくら増やしても、ただ流れていってしまうだけなのです。
大事なのは、クライアントの成約数なので、それ以外の数字が多くなったとしても必ずしも売り上げが上がるわけではありません。
アクセス数が月1万PVあっても、それが商品に興味がない人ばかりだったら、売れません。反対に、極端な話、アクセスが月1PVでも、その一人がクライアントになってくれればいいのです。
この場合、1PVのブログの方が、売れるブログということになります。
では、この売れるブログに、アクセスアップ術や、アクセスアップツールなどを導入したら、稼げるようになると思いますか?
そう簡単にはいきません。やみくもにアクセスを集めてきても、興味がない人は、興味がないからです。
売れる商品と、商品を必要とする人が出会うから売れます。
ブログのアクセスアップは、最初にやることではなくて、後で必要ならやることです。ブログを作って、アクセスを流したら売れる、というのはうまくいきません。
人が集まっても売れない理由
ネットを使ったマーケティングでも、やることは1対1の、対面のビジネスと変わりません。ただネットが一度に大勢の人に届けられるというだけです。
大勢が同時にアクセスするとしても、1つ1つの関係は、1対1のビジネスなのです。そのため、1対1で売れないものは、ネットを通しても売れません。
売れない商品は、ゴミ同然なので、売れないのです。
しかし、ここに気づかない人は、売れない商品を、人を大勢集めて売ろうとするのです。そのため、アクセスを集めればいいとか、人がたくさんいればいい、と考えるのです。
ネットなら、ブログアクセス術を使うとか、リアルなら、安い異業種交流会に行くとか、人数を増やす方向に行きます。
異業種交流会などに行ったとしても、そこに来るのは自分の商品を売りたい人ばかりです。保険の営業、投資商品の営業、ネットワークビジネスの勧誘などです。
こうした場に行っても、商品を買う気がない人たちばかりなので、売れることはありません。なので、異業種交流会に来ている人は、稼げていない人がほとんどです。
稼げている人は、他の場にいるので、わざわざこうした場には来ません。人脈を作るにしても、もっと高い金額を出します。
稼げてない人は、そうしたところに投資できないので、なるべく無料とか、安く人に会える場所に行くのです。
しかし、ビジネスは、お金をかけないで、自分のコンフォートゾーンの中でやっていても、稼ぐのは難しいです。
ネットであっても、対面であっても、稼ぐための原則は同じなので、商品を必要とするお客さんと、売れる商品が揃えば売れます。
買う気がない人たちには、いくら商品を見せても売れることはありません。
売れる仕組みは全体で考える
ビジネスを全体で捉える、ということは、
マインドセット
ポジショニング
ビジネスプラン
マーケティング
セールス
と行った、ビジネスのパーツを揃えて、それをうまくはまるように組み立てるということです。
アクセスをアップする、というのは、マーケティングの中の、一部でしかありません。稼げていない人は、ビジネスのパーツがほとんど揃っておらず、アクセスをアップしようとします。
しかし、他のパーツが穴だらけなので、稼げるようにはなりません。
よくあるのは、ブログに直接申し込みリンクを貼るだけの売り方です。仕組みが作れない人は、直接申し込みフォームを張って、そこにアクセスを集めれば売れると思っています。
売れるためには、全体の仕組みを整えて、漏れがないようにしなければなりません。漏れがあれば、そこからお客さんはいなくなってしまいます。
例えば、最後のセールスの部分に穴が空いていたら、成約率が落ちます。成約率が半分になれば、売り上げは半分になるのです。
セールスに穴がある場合は、セールスの穴を埋めないと、アクセスを集めても稼げないのです。これは、全体が見えている人でなければ、気付くことができません。
ただ、セールスに問題がある、と思っている人は多いですが、大抵セールスが問題なわけではありません。
売れる商品がなかったり、マーケティングの仕組みがなかったり、完成度が低かったりします。それだと、もともと買う気があまりない人に、売れない商品を売っているので、売れなくて当然です。
ビジネスの全体を作って、アクセスとか、読者数とかは、その中で見るようにしてくださいね。そうしたら、アクセス数などを増やすことは、手段でしかないことがわかるでしょう。
アクセスを上げることで売れることもあるし、何も変わらないこともあります。アクセスを上げればとか、フォロワーが増えれば売れるわけではないと覚えておきましょう。
そうすれば、アクセスなどに悩まされることもなく、本当に意味のあるマーケティングをすることができます。
あなたも、本当に売れるマーケティングをして、稼げるコーチになってくださいね。