コーチング

「努力なし」で夢が叶う!「コンフォートゾーン」の恐るべき力

人間の脳にはコンフォートゾーンがあって、私たちはコンフォートゾーンからなかなか抜け出すことができます。

そうすると、人間は変わることができないのでしょうか?いいえ、実はコンフォートゾーンのなんとも悩ましい性質を使って大きな変化を起こすことができるのです。

今回は

・コンフォートゾーンの性質を使って努力しないでゴール達成する方法
・その具体的な練習方法

をお教えしましょう。

努力しないでゴール達成するには?

コンフォートゾーンの性質を使って努力しないでゴールを達成するには、ゴールの世界をコンフォートゾーンにしてしまえばいいのです。

「努力しないなんてインチキだ!努力しなければゴールは達成できないだろ!!」

そう言いたい気持ちもわかりますが、本当に努力しないでゴールが達成できてしまうんです。

僕も、以前は目標を達成するには努力をしないといけないと思っていました。だからつまんないことを我慢してやったり、遊んでいると罪悪感を感じたりしました。マンガを読むとすごく悪いことをした気分になったり笑。努力努力・・・・・・って感じだったんです。

でもコンフォートゾーンの原理を知ってから、「何だ早く言ってくれよ!!」と、天動説が地動説になったくらいの衝撃を受けました^^そこからいろんなことが楽になりました。

原理をくわしく説明しますね。人間の脳にはコンフォートゾーンがあって、そこから外れるとホメオスタシス(恒常性維持機能)が働き、無意識は元の状態に戻ろうとします。

ではゴールの世界をコンフォートゾーンにするとどうなるでしょうか?脳にとってゴールの世界がコンフォートゾーンになれば、ゴールの世界から外れると居心地が悪くなって、ホメオスタシスが働くのです。

たとえば、貯金100万円がコンフォートゾーンのだった人が、貯金1000万円をコンフォートゾーンにした場合、現状の貯金100万円しか持ってない自分に違和感を感じて、どうにかお金をかき集めて急いで1000万円に戻ろうとします。

ちょうど、急に大雨が降ったときに急いで屋根の下に走っていくのと同じです。想像してみてください。そのとき、「頑張って努力した」「モチベーションを上げてダッシュした」などとは思わないはずです。

もちろん「お金をかき集める」とか「走る」という行為は必要ですが、それと努力とは別物です。

努力が「やりたくないことを無理にやること」だとしたら、コンフォートゾーンに戻ろうとする行為は、努力とは言いません。ダイエットしたい人がこっそりケーキを食べてしまう行為を努力と言わないのと同じことなのです。

つまりコンフォートゾーンをゴールの世界に設定すれば、努力なしでゴールが自然と達成できます。

そして、コンフォートゾーンは動かすことができるのです。まず簡単にできるのは慣れること。新しい人と会うとき、最初は緊張して居心地が悪くてもすぐに慣れてそのうち親友になるのと同じことです。

人間はどんな状況でも順応する能力があります。コンフォートゾーンをずらすの、簡単そうですよね♪

では、コンフォートゾーンをずらすための日常でできる練習法をお教えしましょう。

検索履歴を使ってコンフォートゾーンをずらそう!

~~~~~~~~~~~~~~

・ゴールを設定する
※仮のものでかまいません。

・ネットの検索履歴を開く

・検索履歴のなかで、ゴールにふさわしくないものを削除する

~~~~~~~~~~~~~~

ではくわしく説明していきますね。

まずはゴールを設定してください。

ゴールを設定しないと、コンフォートゾーンも決まりません。今回は仮のものでかまわないです。思いつかない場合は「世界の飢餓を無くす」をゴールにしてください。(ゴールは圧倒的に高くしてくださいね!)

次にネットの検索履歴を見てください。

前回もお話しましたが、検索履歴はあなたの習慣、思考、無意識、興味のあることなどコンフォートゾーンを可視化したものです。あなたの検索履歴は「世界の飢餓を無くす」などの高いゴールを持っているあなたにふさわしいでしょうか?

世界の食料事情を調べたり、世界情勢を調べてたらふさわしそうですが、芸能ゴシップばかりみてたら、ふさわしくなさそうです。(ふさわしいかどうかは自分で判断してくださいね。)

一つ一つ検証して、ふさわしくないと思うものを削除していきましょう。正解はなく、自分なりに新しいコンフォートゾーンを創り上げるのです。

この作業を1週間毎日続けてみてください。ゴールはその日ごとに変わってもかまいません。一日の最後に、検索履歴を見てゴールにふさわしいか検討します。

やってみるとわかりますが、今後ネット検索をしようとすると、「これはゴールにふさわしいのか」と考えざるを得なくなります。そして、自分の「きれいな」検索履歴がコンフォートゾーンになり検索履歴を汚したくないと思うようになります。

最初は意識的に行いますが、だんだんと無意識にできるようになるのです。つまりコンフォートゾーンが無意識レベルでずれます。ずれたその効果は検索履歴だけでなく、日常の行動にも及びます。

すぐに効果を実感できますので、ぜひお試しくださいね^^

「重要なこと」を変えればゴールが見つかる前のページ

「忙しいサラリーマン」のための、「コンフォートゾーンのずらし方」次のページ

関連記事

  1. コーチング

    「ベッドで寝転がりながら」急速にゴールに近づく朝の習慣

    「もう朝だーもうちょっと寝てたいなーむにゃむにゃ」…

  2. コーチング

    なぜ自分を変えられないのか?その答えは「コンフォートゾーン」にある

    先日、友人と一緒に都内のクラブに行きました(踊るほうのクラブです)。そ…

  3. コーチング

    コーチングセッションの仕方【基本編】

    コーチングセッションの仕方【基本編】コーチになりたいけど、コー…

  4. コーチング

    時間は未来から過去に一方向に流れるわけではない。苫米地英人氏の時間論への批判と、新しい時間論のモデル…

    今回は時間論のお話です。時間は未来から過去に一方向に流れるとする苫米地…

  5. コーチング

    「夢実現」する時の「成長スピード」

    こんばんは!石切山です。「ハーレム」に来ています。ニューヨ…

  6. コーチング

    have-toをwant-toに変換する2つのコーチング法

    やりたくないことをやっていると、そこから逃げることに脳を使ってしまい、…

稼げるコーチ養成講座メルマガ登録

Amazon著者ページ(電子書籍一覧)

全記事一覧

有料記事一覧

  1. ビジネスプラン

    コーチとして成功する必須ステップ
  2. ビジネスマインド

    優等生が頑張っても成功しない理由
  3. ビジネスマインド

    時間を大事にしないと成功しない
  4. マインド

    超簡単に「抽象度の高い世界を体感する」方法
  5. お金

    お金の縁起を見て稼ぐ
PAGE TOP