コーチング

コーチとしての能力を最速で身につける方法

コーチとしての能力を最速で身につける方法

コーチとしての能力を上げるためにはどうしたらいいでしょうか。最速でコーチング能力を上げるための方法について解説します。

すでにコーチをしている方から、これから始めたい初心者まで適用できるので、ぜひ参考にしてください。

まずクライアントを取る

コーチング力を最速で上げるには、まずクライアントを取ることから始めてください。コーチとしての能力アップは、クライアントありきで進めます。

本当に初心者で何も知らない場合は、少し知識を入れてからの方がいいですが、この記事を読んでいる人は、ある程度コーチングに詳しかったり資格を持っていると思います。

そのため、クライアントを獲得することを最優先にして行動してください。

すぐにでもクライアントをとった方がいい理由

なぜクライアント獲得を最優先にするかというと、コーチの本当の力は、実際のコーチングでしか身につかないからです。教科書どうりにやったうまくいく、というものではありません。

サッカーなら、サッカーの授業とか、サッカーの教科書をたくさん読んでも、実際にやってみないとうまくなりませんね。まずグラウンドに出ることが必要です。

コーチはスクールなどに行って、知識と技術があればうまくいく、と思っていますが、それは机上の話です。身につけたものが、全然適用できないケースにぶち当たることもあります。

コーチングスクールは、自分のところは完璧、と言いたいと思いますが、スクールで習えることはほんの一部でしかありません。

クライアントがいない状態は、グラウンドに出ていない状態です。いない人は、すぐにでもクライアントを獲得してください。また稼げていない人は、勉強より稼ぐことを優先して、クライアントを増やしていきましょう。

最初は無料、友達相手でも良い

有料でなくても、最初は無料とか、友達相手でもいいです。クライアントがいるといないとでは、同じ勉強をするにしても、効率が全く違います。

クライアントがいると、問題意識を持つことができるからです。できなければ必死になります。その状態だと、能力が最短で上がり、クリエイティブにもなるのです。

2、3人やったら有料にする

無料の場合は、2、3人ついたら、もう3、4人目からは有料にしてください。有料にすると、さらに真剣さが増すので、成長速度が上がります。

無料でいつまでもやっていると、だんだん伸びなくなっていきます。また、無料のクライアントは、そこまで真剣ではないからです。

お金を払ってでも、コーチングをしてほしい人は、真剣さや、悩みの深さが違います。ここからが、コーチとしての本番なのです。

高額コースのクライアントをつける

有料でのクライアントを経験したら、価格を上げて、高額コースを作ってください。有料と言っても、1万円とか5千円では少ないです。

最初はそれでやってもいいですが、そのくらいの値段だと、なんとなくでもこれてしまいます。無料よりはいいですが、本番はそれ以上です。

価格が上がると、本気じゃない人は来れなくなってきます。100万円とかだと、たいていの人にとっては大金なので、クライアントの方も人生をかけてきます。

もちろん、成果としても、それ相応のものを期待してくるのです。コーチの方も本気でやるプラス、自分の現状の能力を超える必要も出てきます。

30〜100万円というと、驚く人もいるかもしれません。それは、知識とか、技術が身についてから、と思う人もいるでしょう。

しかし、そういう積み上げ思考ではなくて、先に100万円と設定して、そこまで最短で行くから、能力が上がるのです。レベルが上がってから、と、無料とか、1万円でやっていたら、値段はずっと上げられません。

コーチは、クライアントには高いゴールを持とうとか、ワクワクすることにチャレンジしましょう、と教えるとおもいます。クライアントには、自分の能力の限界以上を求めるわけです。

それなら、コーチも自分の能力の限界を超えなければいけません。価格は、そのための一つの基準になります。自分の能力を超えている、と思う価格を設定しましょう。

そうすることで、相応の能力がついていきます。

この時、100万円にするために勉強しよう、と思わないでください。勉強とかスキルを上げるのは、壁にぶち当たった時です。

やってみるまでは、何が必要なのか、何が問題なのかはわかりません。先に能力をつけようとしても、的はずれになります。

それに、コーチングは技術だけでやるものではありません。技術は道具にすぎないのです。どうやったら解決できるのか、自分で仮説を立てるようにしてください。

そこで、この技術とか、知識があればいける、と思ったら、最短でそれを身につけましょう。

メンターやコーチにつく

コーチとしての能力を上げるには、メンターや、コーチに自分がついた方がいいです。自分よりも経験が長い人であれば、いろんなケースとか、対応方法を知っています。

もし、自分で解決できないことがあったら、それをそのまま相談してみるのです。アドバイザーに解決方法を教えてもらいましょう。

これは、恥ずかしいことではありません。スポーツの世界でも、トッププロであっても、監督、コーチ、トレーナーなどがついています。

自分ではわからないことが多いので、専門家に見てもらっているわけです。コーチングは、一回受けたらもう卒業という変な風習があるところもありますが、それは間違っています。

本当は、結果を出したい、成長したい人ほど、コーチやメンターが必要なのです。こうすることで、自分の能力の限界を超えることができます。

もちろん、仲間のコーチに相談してもいいでしょう。しかし、稼げない人同士で相談しても意味がないので、自分より経験があって、プロでやっている人に相談してください。

私自身にもメンターがいます。お金を払って教えてもらう人が何人かいますし、参考にする人や、この人ならどう考えるか、と想像する人も何人もいます。

そうすることで、自分一人の力ではできないことをしているのです。そして、そうしていると、一人でもできることが増えていきます。

テストではないので、どんどんカンニングしていいのです。そうすると、自分と、自分の先生たちの力でコーチングをすることができるので、クライアントにとってもメリットが大きいのです。

有料のクライアントは、あなたにお願いしたい、と思っているので、先生の方が上だとか思わなくていいです。先生じゃなくて、あなたにお願いされているのです。

同じようなことをしても、相性とか、好み、タイミングがあります。その時点でベストな選択をされているのですから、責任もってコーチングをしてください。

できないこと、わからないことは、教えてもらって、実践して、覚える。そうして一つずつ身につけていきます。そのうち、当たり前にできるようになります。

メンターやコーチをお願いして、アドバイザーになってもらうことで、最速で成長できるのです。

限界以上のことをして最速で成長しよう

今回は最速でコーチとしての能力を上げる方法についてお話してきました。大事なのは、自分の能力の限界を超えたところで、実践しながら覚えていくということです。

そのために、クライアントをどんどん獲得して、料金も上げて行ってください。そして、自分自身もメンターやコーチについて、わからないところはフォローしてもらいましょう。

そうすることで、今の自分では到底できないことでも、最短でできるようになります。

情報収集しても稼げないのは前のページ

あなたの強みを発見する3つの方法次のページ

関連記事

  1. コーチング

    セルフコーチングもコーチングも半年で卒業ではない

    セルフコーチングもコーチングも半年で卒業ではないコーチング業界…

  2. コーチング

    スコトーマをコントロールして勉強やビジネスに使う

    スコトーマをコントロールして勉強やビジネスに使うスコトーマとは…

  3. コーチング

    一年の反省は必要ない

    こんにちは、石切山です。今日は大晦日ですね。大晦日になると今年…

  4. コーチング

    コーチングが上達しない理由3選

    コーチングが上達しない理由3選今回は、コーチングが上達…

  5. コーチング

    ゴール達成法を見つけるセルフコーチングのやり方

    ゴールを設定したんだけれども、あるいは目標を決めたんだけどもなかなか新…

  6. コーチング

    あなたは凡人のフリをしている

    あなたは、成功したいとか、年収いくらになりたい、と思ってセミナーに行っ…

稼げるコーチ養成講座メルマガ登録

Amazon著者ページ(電子書籍一覧)

全記事一覧

有料記事一覧

  1. ビジネスマインド

    稼げないコーチの3つの特徴
  2. ビジネスマインド

    稼げないコーチ同士で集まってはいけない
  3. マーケティング

    良いコーチングしているコーチが稼げない訳
  4. お金

    お金のコンフォートゾーンを上げる
  5. 目標設定

    「お金をかけずに」やりたいことをやる方法
PAGE TOP