脳科学

「ポジティブ思考」に切り替える「集中モード」の作り方

私たちは1日3万回、自分自身に対して語りかけていると言われています。自分自身に対して語りかけることをセルフトークといいます。このセルフトークがあなたの自我やコンフォートゾーンを作っているのです。

コンフォートゾーンをずらすためにはセルフトークをコントロールすればいいのですが、セルフトークをコントロールする感覚はわかりずらいものです。
そこで、今回はセルフトークをコントロールする感覚のつかみ方をお教えします^^

セルフトークと言っても、言葉で「私は○○だ」と語りかけるほかに、記憶を思い出すことでいろいろな感情が出てくるものもあります。セルフトークは、無意識に勝手に行われているので、それをコントロールするために、まずは無意識の活動がどんなものか見てみましょう。

試しに、2分間目を閉じて何もしないでいてください。

・・・・・・いかがですか?多分たくさんの映像、言葉、思考、感情と言ったものが2分間の間に浮かんできたことでしょう。これが無意識が行っているセルフトークです。

たとえば「私にはムリだ」というセルフトークをしたときにも、実は言葉だけでなく、言葉と一緒にさまざまな記憶が次々に浮かんできます。

では次に、セルフトークをコントロールしてみましょう!
1分間「私はすごい!」と心の中で何回も途切れなく言い続けてください。
そのときに、余分なことを一切頭の中からなくして、「私はすごい!」に集中してみましょう。

・・・・・・1分間、意外と大変ですか?
思ったより集中力を使ったはずです。気を抜くと他のことを考えてしまったり、「私はほんとはすごくないのにな」などと言ってしまうかもしれません。

ですが集中力を高めて、「私はすごい!」と思い込んで心の中で唱え続けてみてください。
他の思考が入らないくらい、それに集中するのです。これが、セルフトークをコントロールする感覚です。

この集中モードを覚えておけば、ネガティブなセルフトークが出てきた場合でも、切り替えることができます。すぐにネガティブなセルフトークをなくして、「私らしくない、私にはできる!」という方向に気持ちを持っていけるのです。

自動思考をストップし、ポジティブなセルフトークに切り替える感覚をぜひ覚えてくださいね。最初はセルフトークに介入する感覚がわからないかも。でもすぐにできるようになりますよ。

僕も、もしネガティブなセルフトークが出てきても、集中モードにすることで、切り替えています。あらかじめ、集中モードの練習をしておくといいですよ☆あなたもぜひ実践してみてくださいね!

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