脳科学

クリエイティブアボイダンスを防ぐ3つの方法



ゴールや目標を設定しても、「自分は〜だからできない」とか、いろいろな言い訳が出てきてしまうことはありませんか?実はこれは、脳のクリエイティブアボイダンスという働きです。脳を生産的にするためには、ゴールに対する「クリエイティブアボイダンス」を避けることが大切です。

クリエイティブアボイダンスとは

クリエイティブアボイダンスは、日本語で「創造的回避」と言います。つまり、あることから、逃げるために、脳の創造性を使う働きです。これも脳の重要な機能の一つです。これがゴールを避けるために働いてしまうと、ゴールを達成することができなくなります。

クリエイティブアボイダンスが起こるとき

クリエイティブアボイダンスが起こるときは、やりたくないことをやるときです。

クリエイティブアボイダンスの例として私の経験をお話しましょう。私は、小学生のときにソフトボールをやっていました。でも本当は行きたくなかったので、いつも「風邪をひかないかなー」と考えていました。

特に試合がいやで、試合の日の前日や朝になると、枕に顔をうずめて、思いっきり息を吸い込むことでほこりを大量に吸引し、風邪をひく努力をしていたのです。

笑い話だと思われるかもしれませんが、やりたくないことをやっている人はみんな同じようなことを無意識にやっています。これでは生産性が上がりません。やりたくないことのために創造力を使うのはムダなのです。

やりたくないこと=have-toを、やりたいこと=want-toに変換する方法について書きました。have-to思考を修正したい、want-toに集中したい方はぜひこちらもチェックしてください。

ゴールに対するクリエイティブアボイダンスを防ぐ3ステップ

クリエイティブアボイダンスを防ぐための3ステップの方法をご紹介します。以下のことをしていただけば、脳をもっと創造的に使うことができ、夢を現実にできるようになります。

ゴールをもう一度見直し、ゴール達成のメリットを考える

まず、そのゴールがやりたいことなのか、どうしてゴールを達成したいのか、ということを見直します。このとき、やりたいことでなければ、別のゴールにしても良いです。

また、やりたいことであるなら、なぜそのゴールを達成したいのかという、理由を考えましょう。例えば、ビジネスで成功したいと思うなら、成功したら何をするのか考えてみることです。

なので、単にお金が欲しい、ではなくてお金を使ってどんな生活をするのか、という具体的なコンフォートゾーンを考えてみます。

これにより、ゴールに対する臨場感を上げることができます。すると、脳は「ゴールを達成できる」と思い始め、自己評価が上がるのです。

ゴールを見直すには正しい設定方法を知る必要がありあす。強力なゴールを作るための3つのルールはこちらで詳しく解説しています。

自己評価を高める

ゴールがやりたいことであっても、それを達成するための自分の能力に対する自己評価が低いと、クリエイティブアボイダンスが働きます。起業したいけど自信がないからお金を投資できない、といった感じです。

そのため、自己評価=エフィカシーを高めることが必要です。自己評価を高めるためには、ゴールの臨場感を高め、ネガティブな考え方を修正しましょう。

自己評価を高めるには、

・ゴールを達成すると決断する
・自分に対して語りかける言葉=セルフトークを前向きに修正する
・ゴールを正しく設定して臨場感を高める

といった方法が有効です。

エフィカシーを高める具体的な方法を記事で解説しています。誰にでも使える、普遍的な方法です。

クリエイティブアボイダンスとゴールの関係

やりたくない目標を設定していると、そこから逃げるようになって、創造的な言い訳をものすごく考えついて、現状を変えないように脳が働いてしまいます。

クリエイティブアボイダンスを働かせないためには、やりたいことをゴールにして、やりたいことだけやりましょう。やりたくないことは一切やる必要がありません。

人はやりたいことをやっているとき、快感を覚えてとても集中力が高い状態になります。たとえば、マンガが大好きな人がマンガを読んでいるとき、まさにその状態になっています。

クリエイティブアボイダンスのデメリット

やりたくないことをやっていると、生産性が下がってストレスがたまります。やりたくないことをやると、人間の脳はクリエイティブアボイダンスを発揮して、やりたくないことから逃げようとします。

クリエイティブアボイダンスが働くと、無意識はそこから逃げることばかり考えて、生産的な方向に頭を使うことをしなくなります。脳の容量も、人生の時間も限られているわけですから、言い訳にばかり頭を使っていてももったいないのです。

やりたいことの本当の意味とは

やりたいこと=楽なこと、やりたくないこと=大変なこと、苦痛なことではありません。たとえば、ボディービルダーのことを考えてください。ボディービルダーは強そうな美しい筋肉に身につけるのが大好きな人たちです。

彼らは筋肉をつけるためなら、ハードな筋トレをこなしたり食事制限をしたりして、かなり体に負担をかけています。でもボディービルダーはハードじゃないと筋肉が付かないので、よりハードさを求めています。筋肉が痛かったり、怪我をしたり、内臓が悪くなったりするでしょう。それが、彼らにとっては「やりたいこと」なんです。

つまり本当にやりたいことをやっていれば、やりたいことをやるために必要なことが骨の折れることだったとしても、それはやりたくないことではなくなるのです。

あとはそのゴールをどれだけ達成したいのかです。本当に達成したことなら、嫌なことがあっても諦めないでしょう。

クリエイティブアボイダンスを避けて、ゴールを達成しよう

クリエイティブアボダンスは、あることから逃げるために創造的になる脳の機能です。これが目標やゴールに向いてしまうと、言い訳にばかり頭を使うようになります。そうしないためには、目標やゴールをやりたいことで設定することが必要です。

また、やりたいことであっても、逃げたくなるときがあります。そんなときは、ゴールとゴールを目指す理由を見直しましょう。そして必ずゴール達成すると決断してくださいね。




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