コーチングに関する怪しい意見
最近私は、ツイッターやブログなどでコーチングなどについて色々な考えを発信してます。そうすると、このコーチングは立派だとか、いろんな批判や意見などをもらうことがあります。この先生は本当に素晴らしいです!という信仰のような怪しい意見をいただくこともあるのです。
全然私が言ったことと違う主張を一方的にされることもあるのですがそれはいいとして、私は、そういう理論をあまり相手にしていません。なぜかと言うと、そこに血が通っていないからです。そういうのは私は結構わかるのです。
要はこういうことです。そのコーチングとか理論などが素晴らしいことはわかったけど、それであなたの人生が良くなったり、幸せになったりしたのか?あるいは、他の人の人生を良くしたのか、と思うのです。
もしそうした事例を自ら体験しているのなら、そういう話が出てきてもおかしくないと思います。もちろん、偉い人がそうした事例をたくさん出しているかもしれませんがそれは偉い人のことを見ればわかります。
だから、問題は意見を言ってくる人本人が、実際に何を経験したのか、なのです。実際に経験したり、実感したり目撃したり、自分でちゃんと調べたりしていない意見というのは理論ばかりになってそうした話が全然出てきません。
あるいは、言葉に実感がともなっていません。そういう時私は、言葉がスカスカになっていると感じるので、「これは意味がない言葉だ」とわかります。
客観的に言うのも良いとは思いますが、そうしたらそれなりのデータ、信頼性の高い論文などを示していただけないと話ができません。個人の根拠のない感想みたいになってしまうので、話が進まないのです。
もちろん宗教として、それを信仰すること自体が救いであるという側面もあるかもしれません。しかし、コーチングとか心理療法とかなら、現実にそのやり方で人がより幸せになったのかが重要だと私は思います。
怪しい詐欺的なコーチング
もっとも、コーチング教などと称してカルト化している団体も、私は知らないですが、もしかしたらあるかもしれませんね。コーチングは明確な成果が測りにくい面があるので、正直なところ詐欺や中身のないコーチングもあります。
それで、意見を言ってくる人が、
「私はこの理論で幸せになった」
「私はこの理論で人を幸せにしている」
と言うなら私も聞く気になります。
しかし、論理的に考えてどうこうとあれこれ言われても何も聞く気にならないのです。そうやって本に書いてあるのだろうなとしか思いません。
言葉の世界では、いくらでも立派な理論を作れて、現実からどんどん離れてしまうこともできます。架空のお話を作ることもできるし、
その結果、コーチングをすると、マインドの変化はいつになるかはわからない、というような嘘みたいな話も出てきてしまうのだと思います。死んだ後に霊体に効果が出るのかもしれません。そんなことを言う人がいるというのはにわかに信じられませんが、本当にあることなのです。
あなたはもし、「この薬を飲んだら病気が治ります。しかしいつになるかはわかりません。」と言われたら、どう思うでしょうか?どう考えても嘘だろうと思うでしょう。
仮に30年後に何かいいことがあって、それがコーチングのおかげですと言われても納得できません。30年もあれば、いいことが起こるための無数の原因が考えられるからです。だから、こうしたことを言う人は、一般的に詐欺と言われても仕方がないでしょう。
コーチングは生身の人間に効果が出ることが必要
私も無意識書き換えとか、言葉で言ってるだけでなくて、ちゃんと効果が確認できるからそういう風に言えるのです。それを「非言語で書き換えます」といって、いつ効果が出るかわかりません、先生に言われたので料金は最低100万円以上です、というのがあったらおかしいと思います。
最低でも、意見を言う人は、自分がこの目で見たと言って欲しいです。こういうことをしないと、嘘情報が世の中にあふれてしまいます。私がフュージョンコーチングという名前でコーチングをしているのも高次元の変化も、物理的なレベルで現れるということを大事にしているからです。
単純なことで最初の体験セッションで効果が実感できなければ、受けていただかなくてもいいというやり方です。もちろん長い時間かけて効果がわかる働きかけはありますが、それにしてもその場で変わっていることは確認できます。
コーチングというのは生身の人間にすることなので、血が通っていないといけないと思います。それは、現実世界とかけ離れた理論ではなくて、実際に人の心やマインドが変化していく必要があるということです。
そうでなければ、コーチングは中身のない情報商材のようになってしまうでしょう。それは見ている分には楽しいかもしれませんが、そうしたエンターテイメントだけにしていただきたいと思います。
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