コラム

自分が死んだ夢



クライアントさんから、興味深いメールをいただきました。

その方は、自分はいつ出家しても、今自分が暮らしている日常に対して執着がないと思っていたそうです。身の周りの持ち物や、食べているもの人間関係などは、いつでも離れられると考えていたのです。

しかし、ある時、自分が死ぬ夢を見ました。雲の上に行って雲に空いた穴から、自分の死んだ体や自分の部屋を見たそうです。そうしたら、ものすごい執着心があることがわかったのです。

執着がないと思っていたものたちがなくなったら、すごく嫌だと思いました。死神が傍で、「下界を見てても寂しいだけだから、成仏して生まれ変わる道に行こう。」と言いました。

でもその時、見てるだけでいい。見て悲しんでるだけでいいと思いました。執着しないなんて、できないと思ったそうです。

私たちは、普段身の周りにあることや日常を当たり前のことだと思って意識しません。無くなってもいいものだと思っていることもあります。しかし、実は、今生きている世界全てに対して、執着心があるのです。

大した執着がないと思っている、自分の持ち物、人、食べ物なども、それらにもう二度と触れられないとしたら、嫌だし悲しい。最高に盛り上がったパーティーや祭りが終わる時の、いたたまれない寂しさに似ているのかも知れません。

その時間はもう二度と戻って来ないですから。

一時期「毒親」というのが流行っていて、親に敵対するような考えが蔓延していました。そうした人たちは、親から離れたい、いなくていいと思っていたことでしょう。そうした人たちであっても、実は親にものすごい執着心を持っています。




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