コーチング

セルフコーチングにおすすめの本(コスパ最強)



目標やゴールを達成するために、自分で自分自身のコーチになりたい、と思ったことはありませんか?コーチングを受けるとなると費用がかかり、また自分にあった適切なコーチを見つけるのも手間がかかります。独学でできる有効なセルフコーチング法はないでしょうか?

今回は、セルフコーチングの一つとして、本を使った方法と、具体的なワークをお伝えしましょう。

セルフコーチングが学べる本

セルフコーチングが学べる本として、おすすめの一つは、『いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法』です。この本は、主にうつ病の認知読書療法のための本ですが、うつ病でない人が考え方を学んだり、ゴールに向かってポジティブに考えられるようになるのにも有効です。

思考が感情を作る

この本は、私たちの感情や気分が、思考によって生み出される、という考え方で作られています。

多くの人は、気分が悪くなった時は、お酒を飲んだり、遊んだりして、気分転換をしようとします。気分自体をよくしようとしているのです。確かにそうした方法は有効で、気分が晴れることもあるでしょう。

しかし、長期間その効果が続くわけではありません。気晴らしや悪いことを忘れるためにお酒を飲んでいるうちに、そこから抜け出せなくなってしまうこともあります。気分や感情を変えようとすることは、根本的な解決にならないのです。

うつ病の人は、「いいことなんて一つもない」「絶対にうまくいかない」「私は本当に惨めで価値がない」というような、ものすごくネガティブな思考を持っています。こうした考えを持っていると、そこからネガティブな感情が起こります。無気力になり、自信をなくし、だんだんと動けなくなっていくのです。

うつ病でない人でも、気分がふさぎ込んだり、無力感を感じることはあります。ゴールや目標を設定したけど、「自分には無理だ」と思ったり、「自分にそんな価値はない」と、考えてしまう人もいるでしょう。ひどくなると、行動ができなくなり、やる気がなくなったり、慢性的に疲れてしまったりします。

セルフコーチングで思考を変えると、気分が晴れる

こんな風に、思考によって私たちの感情や気分は作り出されています。そして、行動力ややる気も思考によって大きな影響を受けるのです。ですから、思考を修正することは、目標達成において非常に重要なことです。

実は、こうした認知を修正していくことで、自信や自己評価を取り戻し、夢に向かってポジティブな行動を起こせるようになるのです。

コーチングでは「セルフトークを改善しよう」とよく言われていますが、自分に語りかける言葉を変えることで、自信ややる気を高め、積極的に前に進んで行くことができるようになります。

本を使ったセルフコーチングのやり方

私は、コーチングを受けたことがある人たちから、「セルフトークを変えようと言われたけど、うまくできない」という悩みをお聞きすることがあります。確かに、人から変えましょう、と言われてもどう変えたらいいのかわからないでしょう。

『いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法』を使えば、セルフトークや思考のどこをどうやって変えたらいいのかが具体的にわかるようになります。

セルフコーチングのやり方は、まず理論や知識を学び、それを具体的に実践することです。どちらか片方では成り立たないので気を付けましょう。理論だけ学んで、頭の中で理解したつもりになっても、実践がなければ身につかないのです。

この本を使って、人が陥りがちな認知やセルフトークの歪みについて学び、ワークを実践することで、着実に良い方向に向かうことができます。まず、認知の歪みの10のパターンについて、本の中から引用してご紹介します。

自信や行動を減らす10の思考パターン

1.全か無か思考:

ものごとを白か黒のどちらかで考える思考法。少しでもミスがあれば、完全な失敗と考えてしまう

2.一般化のしすぎ:

たった1つの良くない出来事があると、世の中全てこれだ、と考える

3.心のフィルター:

たった1つの良くないことにこだわって、そればかりくよくよ考え、現実を見る目が暗くなってしまう。ちょうどたった1滴のインクがコップ全体の水を黒くしてしまうように

4.マイナス化思考:

なぜか良い出来事を無視してしまうので、日々の生活が全てマイナスのもになってしまう

5.結論の飛躍:

根拠もないのに悲観的な結論を出してしまう

a.心の読みすぎ:ある人があなたに悪く反応したと早合点してしまう
b.先読みの誤り:事態は確実に悪くなる、と決めつける

6.拡大解釈(破滅化)と過小評価:

自分の失敗を過大に考え、長所を過小評価する。逆に他人の成功を過大に評価し、他人の欠点を見逃す。双眼鏡のトリックとも言う。

7.感情的決めつけ:

自分の憂うつな感情は現実をリアルに反映している、と考える。「こう感じるんだから、それは本当のことだ」

8.すべき思考:

何かやろうとする時に「〜すべき」「〜すべきでない」と考える。あたかもそうしないと罰でも受けるかのように感じ、罪の意識を持ちやすい。他人にこれを向けると、怒りや葛藤を感じる

9.レッテル貼り:

極端な形の「一般化のしすぎ」である。ミスを犯した時に、どうミスを犯したかを考える代わりに、自分にレッテルを貼ってしまう。「自分は落伍者だ」他人が自分の神経を逆なでした時には「あのろくでなし!」というふうに相手にレッテルを貼ってしまう。そのレッテルは感情的で偏見に満ちている

10.個人化:

何か良くないことが起こった時、自分に責任がないような場合にも自分のせいにしてしまう

以上が、認知の歪みの10パターンです。こうした認知の仕方が、自己評価を下げたり、ひどい場合にはうつ病を引き起こしてしまいます。これらに気づけるようになり、修正することで、前向きな姿勢を保てるようになるのです。

やる気を無くさせる「全か無か思考」

この中で一つ、「全か無か思考」についてピックアップして解説します。全か無か思考とは、少しミスがあると完全に失敗と考えてしまう認知の歪みです。

例えば、スポーツ選手が大会で決勝まで勝ち進んだとします。そして、最後の決勝で負けてしまいました。この時、「優勝しなかったので、私は完全に価値のない人間です」と考えれば、「全か無か思考」になっています。




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